ライブパフォーマンスは大変です。
人の目の前で絵を描くなんて、ちょっと考えられない。
ライブではリテイクできません。
トラブルが起こったらその場で対応して修正する必要がある。
それを防ぐために、事前に十分な下準備をしておく必要があります。
パフォーマンスそのものの練習はもちろん、プログラムに時間割、編成や構成、他の人とのスケジュール調整。
時間前に到着してスタンバイしておくことも重要。
事前に準備しておくことがたくさんあります。
テレビ番組でも、収録は事前に時間をかけて、後から編集でつなぎかえればなんとかなる。
それはそれで大変だけれど。
生放送はそれができない。
時間が押しても巻いても(遅くても早くても)いけない。
失言があってもそれを切ることができない。
たった一言の失言で、出演者の謝罪や、引退、番組の中止など発生する。
怖いことです。
それを踏まえて、毎日配信するということは非常に大変だとわかる。
1時間のライブ配信に事前準備がどれだけ必要か。
人によって違うだろうけれど、一日丸まるつぶれる覚悟が必要。
そのようなことから、YouTuberで毎日配信するのがプロかと言えば、そうではないと思う。
事前準備をしっかりするために、数日かけて仕込んでいくことの方が重要だと考えれば、毎日配信しないという判断もあり得る。
体調の確保も重要。
かつてのテレビ番組で言えば、「笑っていいとも」を毎日何年も続けるということは、非常に大変。
そういう意味では、お笑いパフォーマンスも、その場でアドリブ対応する能力も必要だけれど、それはその前に何度も練習を重ねているからできることで、そんな簡単なことではない。
プロのクオリティを経験していない、知らない人から見れば、ただ遊んでいるだけだと思うのだろうけれど。