「使えない人」
と言われるのが嫌だし、自分自身で自分をそう思うのも嫌なので、役に立つ人になろうとするのですが。
技能を身につけて辞めてもいいんですよ。
問題は、便利な人として使われてしまうことです。
海外からの技能実習生は辞める権利を持たない。
便利な労働力は安く便利に使役されてしまう。
雇用側も最初は迎え入れる立場だけど、やがて安く辞めない労働力を使役してしまう。
日本生まれの日本育ちがそうでないかといえば、やっぱり使役される。
勝手に徴用工になってしまう。
便利な人を安く使いまわしたい人はいるんですよ。
自分にはいつでも辞める権利がある。
安く貢献するのではなく、その立場は常に維持しないと、ブラックにもなるし社畜にもなる。
労働基準監督署に行ってもいいし、誰にでも相談する権利がある。
辞めようと思ってネットを調べると、
「辞めることを相談してはいけない」
論調のホームページがたくさん出てきますが。
一時期CMにもあったのですが、
「職業選択の自由」
はあるんですよ。
それに労働者には辞める権利はあるけれど、会社に辞めさせられる権利は実はそんなにない。
相当違法な不祥事を起こしたときに解雇する権利はあるけれど、大体それ以上の不祥事を会社が犯しているなんて常なので。
不祥事を起こさせるように仕向けるということをやる会社もありました。
本田技術研究所なんかわかりやすい。
まぁ、そういった組織は上司もしっかり不祥事を起こしてくれています。
先に懲戒免職が多発しているのでわかりやすい。
善悪の判断は、実行する立場として常に持たなくてはなりません。
上司は行動決定の善悪に責任を持てないのです。
特に利益や実績重視になると、モラルがすっ飛びます。
自分が悪事に使われないようにしっかりと考える。
悪事に使われたり、使われそうになって辞めるのは正当です。
その点でハローワークや労働基準監督署は味方になるし、味方にならざるを得ない立場です。
ついでに内部告発はしないことが罪になります。
このあたり正しい知識や情報を教えてくれる機会がないので勘違いしやすいですが。