隠れた名曲と言っても過言ではありません。
協奏曲といえば、チャイコフスキーのピアノ協奏曲や、バイオリン協奏曲。
あるいは、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲が有名で、曲想もとても華やかです。
しかし、
このドヴォルザークのチェロ協奏曲は、あのブラームスもうらやむ、美しい旋律を備えた、協奏曲のプリンスであります。
この曲は、ドヴォルザークの晩年の曲で、有名な「新世界交響曲」よりも後に作曲されました。
やや愁(うれ)いに満ちた暗めの序奏で始まりますが、その旋律は心に染み入ります。
そして、萎えた気持ちを鼓舞するように盛り上がっていき、やがてチェロの独奏がやっと始まり、その響きは疲れた「身体」を癒してくれそうです。
華やかでは無いけれども、この曲を聴かずに人生を終えるのは、大変もったいないことだと、言っておきましょう(笑)。
エンディングの部分はとても印象的で、初めて聴いた時は、J.T.ウイリアムズのように感じました(笑)。
まるで宇宙空間にフェードアウトしていく、タイトルスーパーのような余韻が、オイラ的に心地よいものと思います。
お薦め盤は、フルニエの独奏、セル指揮ベルリンPOのものが良いです。
協奏曲といえば、チャイコフスキーのピアノ協奏曲や、バイオリン協奏曲。
あるいは、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲が有名で、曲想もとても華やかです。
しかし、
このドヴォルザークのチェロ協奏曲は、あのブラームスもうらやむ、美しい旋律を備えた、協奏曲のプリンスであります。
この曲は、ドヴォルザークの晩年の曲で、有名な「新世界交響曲」よりも後に作曲されました。
やや愁(うれ)いに満ちた暗めの序奏で始まりますが、その旋律は心に染み入ります。
そして、萎えた気持ちを鼓舞するように盛り上がっていき、やがてチェロの独奏がやっと始まり、その響きは疲れた「身体」を癒してくれそうです。
華やかでは無いけれども、この曲を聴かずに人生を終えるのは、大変もったいないことだと、言っておきましょう(笑)。
エンディングの部分はとても印象的で、初めて聴いた時は、J.T.ウイリアムズのように感じました(笑)。
まるで宇宙空間にフェードアウトしていく、タイトルスーパーのような余韻が、オイラ的に心地よいものと思います。
お薦め盤は、フルニエの独奏、セル指揮ベルリンPOのものが良いです。