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競馬の記憶 第33回 サッカーボーイ

2006-06-12 22:01:53 | 競馬(思い出)
はい、世間はW杯一色!
ということで、今回はサッカーボーイです。ベタですいません(笑)。

サッカーボーイは11戦6勝、3着2回、4着2回。
唯一の凡走は、ダービーの15着です。
しかし、この時の惨敗の原因は、ケガの治療に使った「抗生物質」のようです。

サッカーボーイは、このダービーでは1番人気でした。
期待されていたんですね。
勝ったのは、3番人気、マルゼンスキー産駒のサクラチヨノオー。

しかし、この年の3歳の主役は、明らかにあの馬でした。

オグリキャップです。

サッカーボーイは、オグリキャップと同世代でした。
ダービー後も休養することなく、中京、函館と使い重賞2連勝。
菊花賞を気性的な距離適性で自重して、マイルチャンピオンシップに挑戦し、1番人気で、見事ホクトヘリオス以下を完封。

返す刀で、有馬記念でも、オグリキャップ、タマモクロスに次ぐ3着と、その実力を証明してみせました。

サッカーボーイは、勝ち鞍などから、短距離血統的な見方をされていますが、
あくまでも、激しい気性が長距離に不向きであると、判断されていたもので、
本来は、フランスの長距離血統であり、ナリタトップロードや、最近のアイポッパーの活躍は、至極当然の結果であると思います。

その強烈な末脚は、当時のファンに、夢を見させるには十分なパフォーマンスであったといえましょう!
コメント
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