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ピアノ独学の韓国人少女、米カーネギーホールで演奏

2011年01月11日 | 南域内情勢
こんなニュースがあった。

この子がいう言葉に韓国人の未来を感じる。

by maneappa



ソウル在住のマイミクさんの日記から転載。


【ピアノ独学の韓国人少女、米カーネギーホールで演奏】

 動画投稿サイト「ユーチューブ」の映像でピアノを独学した10代の韓国人少女が、ニューヨークのカーネギーホールに登場した。


 ピアノを演奏したのは、家庭の経済事情が苦しく、4年前にベトナム・ホーチミン市に移住したキム・ジウンさん(17)。

キムさんは8日、カーネギーホールのアイザック・スターン・オーディトリウムで、ベトナム国立交響楽団と共に、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」とラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏し、スタンディングオベーションを受けた。

この日のベトナム国立交響楽団の公演は、日本のオーケストラ・ニッポニカの音楽監督を務める本名徹次氏が指揮した。

 困難な家庭環境でピアノの練習を続けてきたキムさんにとって、この日の演奏は格別だった。

父の事業が傾き、ピアノ教室にも通えなかった。部屋で練習していると、隣家から「うるさい」と苦情を言われるため、ピアノに毛布を掛けて練習したこともあった。
父と共にベトナムに渡ってからは、ユーチューブの動画を見ながら独学で練習した。
キムさんは「ホロビッツやアルゲリッチなど有名ピアニストの演奏シーンを探して、目と耳で覚え、自分の演奏と比べながら実力を培った」と話した。

 キムさんは昨年2月、自身の実力を確認するため、父と共にニューヨークに渡り、リンカーンセンター・オーケストラの指揮者を務めるジョナサン・グリフィス氏にやっとのことで会った。
そして、キムさんの演奏を動画で見たジョナサン氏の計らいで、カーネギーホールでの公演が実現した。
キムさんは、「素晴らしいピアニストになって、わたしのように困難な環境で学ぶ生徒たちが、よい環境で勉強できるよう支援したい」と語った。


朝鮮日報 ニューヨーク=朴宗世(パク・チョンセ)特派員



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