NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

統一ニュースに掲載ー三千里鐡道記者会見の模様が

2011年01月10日 | NPO三千里鐵道ニュース
写真ー 7日、日本の名古屋で三千里鐡道が記者会見を開き、南北両政府に送る要望書を発表した。


★1月7日の夜、メーテレが、翌8日に中日、読売、朝日が報道した三千里鐡道の記者会見の模様を、今日統一ニュースが報道した。namsangがブログで紹介した内容とダブルが、以下にアップする。(N)


“朝鮮半島の平和定着のための対話を!”
“非武装地帯近隣に海外同胞特区創設を!”


三千里鐡道が名古屋で記者会見、南北両政府への要望書発表

2011年01月10日(月)tongil@tongilnews.com

2011年新年を迎えた1月7日午後2時、日本、名古屋市内で非営利活動法人三千里鐡道が共同記者会見を行った。

記者会見は名古屋テレビ報道局のカメラクルー(crew)が先に入りスタンバイ、次に中日,読売,朝日新聞の記者らが参加して始まった。

会見は先に事前に配布された朝鮮半島南北両政府に対する要望書をト・サンテ理事長が発表した。

要望書には
△南北両政府は平和追求という前提の下でお互いの主張を展開すること
△南北両政府は武力行使を一切排除して、北方限界線付近ではいかなる軍事演習も実施しないこと
△南北両政府は、協議を通じて海外同胞が平和と統一に寄与できる特別地域(仮称「海外同胞特区」)を南北非武装地帯付近に確保すること
△南北両政府は海外同胞らが非武装地帯の往来を許容し、特別地域(海外同胞特区)への往来の自由と安全を保障すること
を要請した。

合わせて“特別地域(海外同胞特区)で、現在三千里鐡道が日本で施行している養豚団地のような、南北双方に利益になる人道的協力事業を展開していくだろう”と明らかにした。

続いて記者らの質問があった。


□記者:要望書は大使館を通じて、それとも直接送るのか?

■2002年非武装地帯鉄道レール代金680万円の募金をそれぞれ伝達した南北両政府当局に直接郵送する予定だ。

□記者:この時期に南北両政府に対する要望書を発表するのは、昨年あった延坪島砲撃事件と関連があるのか?

■ある。 昨年私たちは6.25韓国動乱(朝鮮戦争)以後最大の危機に直面した朝鮮半島を見た。 また、6.15以後南北の和解と協力のために積み重ねた希望の塔が無残に崩れ落ちる姿を見た。 在日同胞と日本の良心は海外でそのような状況に、ずっと心を痛め心配してきた。

6.25で南北合わせて300万の民族の尊い命を失ったが、今回戦争が勃発すれば同族が共に滅びる。 絶対戦争への道を遮らなければならないという切迫した心情で、この場所に立った。

□記者:今後どのような活動を予定しているのか?

■昨年の余韻は新年になっても続いている。 海外にいる私たちは、南北対決と分断克服のために何ができるのかをいつも考えて生きてきた。
私たち三千里鐡道も複雑な在日の状況の中で、誰もが理解しやすく、そして目に見える具体的な活動を心がけて来た。
現在、非武装地帯近隣の北域での養豚団地造成構想と実験のために、日本の地で三千里牧場を管理、運営している。 私(ト・サンテ)は年末年初も豚餌をあげながら過ごした。
政治に左右されないで海外同胞特区のようなところで、民族の生命と半島の平和のために、在日同胞の若者たちと共に汗を流すこと、これが私の夢であり願いだ。

会見が終わった後も、記者らの質問は続いた。

今回三千里鐡道が送る南北両政府に対する要望書は、新年に入っても朝鮮半島から聞こえてくる不穏な状況と苛立ちの中で、ひたすら民族の和合を祈って生きてきた海外同胞らの止むに止まれぬ小さな決起であった。

三千里鐡道の起こしたこの小さな行動が、南北と海外に住む同胞の心に小さな波を起こし、それがせせらぎとなり河となりうねりとなり、朝鮮半島の和解と平和定着に寄与することを切実に望む。

以下、要望書 全文(略)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿