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6月27日、ホテルニューオータニ大阪にて開催された同胞懇談会に参加した。
文在寅大統領が2017年5月に大統領に就任以来、これが在日同胞との初めての出会いの場となった。
10人丸テーブルが38個。メインテーブルは横長の席で20数人が着席した。
会場に着いてまず思ったのは、実に多彩な在日同胞が集まったなあということだった。韓服を着た女性が多く目につき、パンソリの安聖民にも出会えたのがうれしかった。そして在日市民運動関係者が多く参加していたのも目に付いた。そのほとんどは友人だが…
大統領訪日に合わせて在日同胞の懇談会が開かれるのは恒例行事であったが、これまではほとんどすべて民団関係者によって占められ、しかも男性が圧倒的だったのを思うと、文在寅の政治姿勢がここにも表れていると実感したものだ。
スピーチを聞きながら、良し!と思って手をたたいた時が2度あった。
学園浸透スパイ団事件について言及した時と、民族学校に言及した時だ。
在日政治犯に対して、大統領として初めて謝罪したのだ!
「独裁権力の暴力に深く傷ついた学園浸透スパイ団事件による被害者の方々と家族に、大統領として国を代表して心よりお詫びと慰労のお言葉を申し上げる」
この後、実際に捕らえられ拷問されてスパイにでっち上げられ死刑判決を受け13年の監獄生活を強いられた康宗憲先輩は、この謝罪を直接聞いて、恨(ハン)が解けたと話された。しかし奪われた青春は二度と帰ってこない。後続処置を要求したい。
民族学校については、建国、金剛、京都国際に続いて、コリア国際学園(KIS)も挙げた。これは初めてのことだ。
コリア国際学園はこれまで領事館から冷遇されてきた。補助金、支援金の対象にならないなど、民族学校としての待遇を拒まれてきた。
そして大統領は民族学校に対する支援を約束された。この後校長と立ち話をしたのだが、当然この話になった。今後に期待したい。
大統領のスピーチは下記をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=g6qe-wZ13hw
近いうちに全文翻訳を載せますね!!
by maneappa
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