NPO法人 三千里鐵道 

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4大河川事業反対’-地方選挙後のうねり

2010年06月09日 | 南域内情勢
今回の地方選挙で4大河川のうち洛東江、栄山江を抱える慶尚南道と忠清南北道で反MB派がとった。150年かけて築き上げたドイツの運河も今自然に戻しつつある。初めてたった2年、今からでも遅くない。ブルトーザー大統領のご乱心を諌める時だ。namsang

               ‘4大河川事業反対’

           “15日までイ大統領返事なければ汎国民阻止運動”


         パク・ギョンマン記者シン・ドンミョン記者ナム・ジョンヨン記者

宗教界は断食祈祷・108拝天主教司祭ら‘断髪’まで

6・2地方選挙で4大河川事業を反対する民心が確認されたのに、イ・ミョンバク大統領が何の態度変化を見られない。各界代表と市民団体、仏教・新教・天主教など宗教界が、4大河川事業中断を繰り返し促した。 政府が4大河川事業を中断、再検討しなければ、汎国民的阻止運動を繰り広げると警告した。

市民団体と学界、文化系代表要人77人は8日ソウル、チョンドン環境財団で記者会見を行って4大河川事業と関連して政府に公開質問書を送った。


世論調査でなく'世論操作'だった

2010年06月09日 | 管理人のつぶやき
韓国言論の醜態を、今回の地方選挙は見せてくれた。アメリカでカーター、レーガンが競っていた時、有力新聞社所有の宗教家ムーンが自社新聞1面トップにデカデカとレーガン勝利をセンセーショナルに予想した。勝ち馬に乗りたがる選挙民心理をついた、言わば呪文のような仕掛けであった。
現在の朝中東はこぞって権力の尖兵、天安艦事件まで登場させたハンナラ党圧勝の筈が、惨敗!現在、この民心の審判にMBは無言だ。先日「哀れなMB」とあったが、ちょっとやそっとで引き下がるタマではない。あるカキコに「待て、ワールドカップで国民が浮かれている時がチャンス。その時まで待て!」と青瓦台で歯ぎしりして牙を磨いているだろう、と予想する。カキコ氏のようにMBの反転攻勢が、また始まるのであろうか。チョップルで深々と頭を下げたMB、その後の恐ろしい報復を見てきただけにどこか不気味だ。
namsang

世論調査でなく'世論操作'だった

2010年06月09日(水)リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)

‘6・2地方選挙’を控えて言論は、世論調査結果を根拠に、ハンナラ党勝利を占ったが、選挙結果は野党勝利で終わった。 ソウル25個区庁長中21ヶ所で民主党が勝利した。 ソウル市長選挙はオ・セフン ハンナラ党候補がハン・ミョンスク民主党候補と接戦を行った末0.6%ポイント僅差で当選した。

ハンナラ党が優勢だという言論の断定的状況報道で、野党支持層投票参加意志を挫こうとしなければ、勝敗の分からない超薄氷勝負であった。

言論は選挙直前に天安艦報道をして与党の選挙戦略の安定論に力をのせたが‘政権審判論’の勢いは選挙終盤まで続いた。 これは世論調査結果にも現れたが、言論はこのような結果に耳を傾けなかった。


大勢論に便乗した言論の世論調査盲信は、政治史に久しく残る選挙予測失敗につながったが、自省の声を出す言論人は指折り数えるほどだ。
イ・チュンジェ編集部局長は5日韓国日報コラムで“有権者にわい曲された情報を提供して投票に混乱を及ぼした点は、骨にしみるほど自省しなければならない”と話した。

ユ・ギジュン ハンナラ党議員は7日与党議員ワークショップで“世論調査結果に夢幻的に酔っていた。 その世論調査は私たちのハンナラ党支持層だけ自信ありげに答える調査であった”と嘆いた。 …政党支持率調査を見ればハンナラ党は40%台支持率、民主党は20%台内外の支持率を記録した。 両党支持率格差は二倍ほど。

しかしソウルの地方選挙広域議員比例代表政党投票結果を見れば、ハンナラ党41.38%、民主党40.99%で両党はほとんど差がなかった。 政党支持度を根拠にハンナラ党が民心を得ているという結論は根本的な疑問につながる。

大統領国政支持度40~50%という結果やはり、実体に基づいた検証が必要。 民心と乖離した世論調査は、与党の国政運営の誤った判断をも呼ぶ契機になる。