三界万霊と刻まれた台座に露座し、錫杖と宝珠を持つ石地蔵で、蓮座と反花の間
に18人の戒名が記されています。これらの人々は寛政12年(1800)から文政
10年(1814)の間に宿場内で不慮の死を遂げた人達で、そのうちの7組の男女
は、なさぬ仲を悲しんで心中した、遊女と客達であると思われます。
これらの人々を供養するために寛政12年7月に宿場中が合力し、今の新宿御苑
北側を流れていた玉川上水の北岸に建立しました。別名「夜泣地蔵」とも呼ばれて
いたと伝えられています。
明治12年(1879)7月、道路拡張に伴いここに移設されました。宿場町新宿
が生み出した悲しい男女の結末と、新宿発展の一面を物語る貴重な歴史資料です。
(区指定有形文化財・新宿区教育委員会)
都内散歩も だんだん距離が のびて
きたんじゃないですか?
暑い時期ですから、お気をつけて
車は息子が運転だから、老いては子に従ったわけ。
でも、親の意見となすびの花は だったデス。でも無事に墓参りが終わってホッとしています。