これは正松神社(せいしょうじんじゃ)といいます。松下村塾の開祖である玉木
文之進と吉田松陰を、昭和38年1月22日に祀った神社です。以下鎮座の由来。
玉木文之進先生は、幕末維新に際し多くの偉人傑士を輩出した長州萩の学者であ
り、松下村塾の開祖であります。吉田松陰先生は玉木先生の甥に当たり、その村塾
を受継いで幾多の国士を養成せられた大教育者であり、国事に仆れた烈士でありま
す。
乃木将軍は松陰先生の弟弟子として玉木先生に薫陶せられ、又松陰先生を深く敬
い、之が人格形成の基になったものと拝察します。依て乃木神社戦災復興竣成を機
に、萩の松陰神社より二柱の御分霊を請受け、境内に鎮祭した縁の神社です。
以上は境内に表示された由緒書きです。