正観世音菩薩碑(浅草寺境内) 2010-08-11 07:03:27 | Weblog 宝蔵門前 「正観世音菩薩」と碑の正面に刻まれています。解説によると、この石碑の銘文は長年の風雪によ り磨滅がすすんでいます。しかし「文」や「窪世」と分かる所が残されていることから、江戸時代の 有名な石工の大窪世祥が文化・文政年間(1804~29)頃に文字を彫ったものとらしいです。 他にも世祥の金石は三基境内に残されており、浅草寺にも関わりの深い人でありました。江戸町人 の信仰を載せた金石が運ばれ、活気づく境内の様子が目に浮かぶようです。 « 百日紅(サルスベリ) | トップ | 浅草寺の大屋根 »