竪穴式住居 (伊興遺跡) 2009-08-30 07:09:34 | Weblog 足立区の埼玉県に近い所に、平成に入って本格的調査が行われた「伊興遺跡」が あります。これは竪穴式住居です。 縄文時代から続いた住居の形で、貴族や武士が瓦葺や板葺きの高床式の家屋に住 むようになっても、一般庶民のあいだでは10世紀頃までは利用されました。半地 下式なので、温度変化を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい利点がありました。 しかし、水はけが悪く採光の点で不便だったといいますから、徐々に現在のよう な住いになったと思われます。 « ぽっくり閻魔(正安寺) | トップ | 金 蔵 寺 (千住2丁目) »