散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

石橋・阿弥陀如来銅像(浅草寺境内)

2007-08-15 07:49:17 | Weblog
 

 

 この石橋(しゃっきょう)は、日光東照宮の神橋になぞらえて造ったものと言われ

ています。全長3.3m、幅2.2mの小松石造りの橋です。建造年代は元和4年

(1618)とされ東京では最古の石橋です。日光東照宮ができたのが、元和4年

4月、同時に浅草寺境内にも家康を祀る東照宮を造り、一般町民にも参拝させよう

とのものです。その時同時に本殿・随身門・唐門・石橋などを造りましたが、寛永

19年(1642)に浅草寺本堂が焼失したとき、江戸東照宮も類焼し、焼け残っ

たのが現在の二天門で、後に重要文化財の指定をうけ、この石橋も往時の姿をとど

めています。  

 阿弥陀如来銅像 元禄6年(1793)浅草田原町の理性院宗海の建立になるもので

す。「千日供養仏」と台座銘にあります。寄進者数百名が蓮弁に陰刻されておりま

す。(資料・浅草えんじゅの会)