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瓜生岩子氏は、幕末から明治にかけての社会実業家として知られると同時に、福
島と東京をまたにかけて社会福祉にも貢献していました。
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氏は、文政12年2月15日に現在の福島県喜多方市に生まれました。雑貨屋を
営んでいた父が病院で死亡し、さらに火災で家を失った岩子は、叔父の山内春龍の
元で社会事業を学びました。17歳で呉服屋を営んでいた佐藤助茂と結婚し、一男
三女をもうけましたが、岩子が34歳の時に夫が肺結核で死亡。 その後、救護
所、縫製所などを各地に作り、本格的に社会・慈善事業に取り組み「仏の岩子」と
多くの人から慕われました。(浅草エンジュの会)
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