さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

吉野家牛丼、来月末に復活か。

2006-08-26 19:48:33 | Weblog
いよいよですね、アメリカ産の牛肉を使った吉野家の牛丼。楽しみです。ただし280円にしてくれないと、許しません。食べませんから。

狂牛病から、骨髄混入。ま、アメリカのやることは杜撰で、ハッキリ言って日本をなめていますが、確かにアメリカ産牛肉はオーストラリア産よりは、おいしいです。

なぜかというと、オーストラリアの牛肉はだだっひろい草地に放牧されていたり、餌が牧草中心だからです。アメリカ牛肉もかつてはそうでしたが、貿易の自由化で日本の商社がトウモロコシなどを中心とした穀物飼料の飼育など細かい注文をつけたために、和牛に近い、独特の旨味と柔らかさになったのです。

ま、狂牛病といっても、もっと身近な輸入果物や野菜、食品の残留農薬リスクと比較すれば、ぜんぜん牛肉はたいしたことはないと思うのですが。

オーストラリア牛肉だって、タレなどに漬け込めば、それはそれで十分おいしい。ビールなんか飲ませて丁寧に飼育する霜降りバッチリの松坂肉は、ほんとに肉そのものの旨味が存分に味わえますね。20年以上食べていないけど。

かつて名古屋の会社に勤めていた頃、会社の同僚、みんな先輩でしたが、松坂の和田金に行ったことがあります。ひとり一人前はあっという間。もちろんみんなで追加しました。旨かった。割り勘だったので、新入社員の私には、とても高かった。あとで麻雀で取り返しましたが。

話しが、牛丼から、松坂牛になっちゃった。懐かしい思い出です。


お通夜に間に合わせる。その2

2006-08-26 01:10:43 | Weblog
数年前は過去にあったことは覚えていた。昨年くらいから、一年、一カ月、数日前、さっき言ったこと、さえ忘れて聞き返すように、また同じことを繰り返すようになったという。脳梗塞は患部を起点として、じわりじわり周辺の組織にも血栓などが起こさせ、脳組織を蝕んでゆく。

最後は肺炎を併発して、それが致命傷になったらしい。いつものように体温の上昇、また下降があって、今度もそれだろうは思っていたらしい。脳は全ての臓器の働きを司るから、徐々に特定の臓器を管理する機能が衰えていったのだろう。体温が上昇すると肺に負担がかかる、それは風邪と同じだ。

ただ、思うに10年前の脳梗塞、それさえ防ぐことができたら、と思う。日々テレビなんかで、○○は脳梗塞予防に効果がある、などと軽々しくいってるけど、それもしかり、普段の生活もしかり、偶然のなせる技だろうけど、リスクはできるだけ抑えなければ。

さて、と、知った顔との会話に戻って、やはりこの年になると、こういう悲しい機会でしか、めったと会えない知人というのがある。いくらネットがあっても、携帯があっても、20年以上も前に一緒に仕事をした、かつての仲間。あえば懐かしい、それでいて普段は忘れている。

その彼女も20年くらい前に私が勤めていた会社の同僚でした。私より9つ年下ですが。清めの食事の時になると、先ほどの表情は消えて、久しぶりだね、今日はわざわさ、などと昔懐かしいいつもの明るい表情に戻っていた。彼女のお母さんともおしゃべりをして、まだ元気そうでなにより。弟さんも貫禄が付いて。彼女のご主人も堂々たるもの。

しかし悔やんでいました、彼女は。なんで、急に。どうして、突然。大企業のキャリアウーマンとして、土日もなく働く彼女は、週末のお父さんへの訪問が、ほんのちょっとですが、少なくなりかけてたなんて、また涙ぐんでいました。

でも、虫の知らせ、というか、本能的な感というか、ご家族みんながご臨終の前には、お父さんのそばにいられたということです。お父さんにとって、幸せな一生なら何よりと思います。あとは、残ったみんなが幸せに生きることです。

先ほどザーッと降った雨が、小降りになりました。秋は近づいています。季節は移ろいます。人もまた、移ろってゆきます。