日本ではいまいち知名度の高くないアメリア・イアハート。経歴や、活動、その後の世の中に与えた影響を知ると、凄い人であったことを改めて認識いたしました。
印象深かったのは、「ナイト・ミュージアム2」で、スミソニアン博物館の中に颯爽と現れたアメリア@エイミー・アダムズ。
明るく屈託のない、行動力に満ちた女性だということがよーく見えて、実際どんな人だったんだろう思っていたところ、自分的時宜にピッタシ。
本人が操縦したものではなかったものの、困難といわれた大西洋横断に成功。今の時代、飛行機に乗ることは、恐怖でもなんでもないどころか、空の上はびゅんびゅんとさまざまな飛行機が飛びまくり、世界を小さくし、めったな事故もない。
そんな感覚から、大西洋横断って、そんなに凄いことなんだろうか・・と思っていたのも事実。いやーー、大変失礼しました。大変どころか、それこそ命がけ。考えてみなくても、あるのは方位磁石くらい。
10何時間もの飛行時間中、用はどうやって足したんだろう・・とか、気温はドンだけ寒かったんだろう、密閉性の超悪いコックピットは、どんだけ辛かっただろうとか、改めてわかった次第。
映画としては、事実を追うためか、ものすごい劇的なことがあるのわけでもなく、地味目に淡々と進んでいく。ここは拍子抜けするくらい。なんせミーラー監督だから、きつい現実を突きつけるようなものになるのかなああと思っていたもので、ずいぶんさらっと感じてしまった。
若干、興行師的な立場の夫、パットナム氏は、下手するといやらしい感じになりそうなところ、さすがにリチャード・ギア!包容力あふれるあったかい夫になってしまう。
空を飛びたい。だから飛ぶ!だけではすまない世界。やりたくもない宣伝にでて、笑顔を振りまき、写真を撮られ、慈善事業に顔を売る。時は、ちょうど大不況の真っ只中で、さもありなんと思う。その辺をうまく乗り切れたのも、この旦那のおかげでしょう。
そのとき、自分がやれることをとにかく一所懸命にやる。そしてやることが出来た。最後の行方不明は彼女の人生をミステリアスにしてしまったが、稀有な女性の生き方を見せてもらった。
ヒラリー・スワンクは見事にイメージにぴったり。
◎◎◎
「アメリア 永遠の翼」
監督 ミーラー・ナーイル
出演 ヒラリー・スワンク リチャード・ギア ユアン・マクレガー クリストファー・エクルストン ジョー・アンダーソン チェリー・ジョーンズ ミア・ワシコウスカ
印象深かったのは、「ナイト・ミュージアム2」で、スミソニアン博物館の中に颯爽と現れたアメリア@エイミー・アダムズ。
明るく屈託のない、行動力に満ちた女性だということがよーく見えて、実際どんな人だったんだろう思っていたところ、自分的時宜にピッタシ。
本人が操縦したものではなかったものの、困難といわれた大西洋横断に成功。今の時代、飛行機に乗ることは、恐怖でもなんでもないどころか、空の上はびゅんびゅんとさまざまな飛行機が飛びまくり、世界を小さくし、めったな事故もない。
そんな感覚から、大西洋横断って、そんなに凄いことなんだろうか・・と思っていたのも事実。いやーー、大変失礼しました。大変どころか、それこそ命がけ。考えてみなくても、あるのは方位磁石くらい。
10何時間もの飛行時間中、用はどうやって足したんだろう・・とか、気温はドンだけ寒かったんだろう、密閉性の超悪いコックピットは、どんだけ辛かっただろうとか、改めてわかった次第。
映画としては、事実を追うためか、ものすごい劇的なことがあるのわけでもなく、地味目に淡々と進んでいく。ここは拍子抜けするくらい。なんせミーラー監督だから、きつい現実を突きつけるようなものになるのかなああと思っていたもので、ずいぶんさらっと感じてしまった。
若干、興行師的な立場の夫、パットナム氏は、下手するといやらしい感じになりそうなところ、さすがにリチャード・ギア!包容力あふれるあったかい夫になってしまう。
空を飛びたい。だから飛ぶ!だけではすまない世界。やりたくもない宣伝にでて、笑顔を振りまき、写真を撮られ、慈善事業に顔を売る。時は、ちょうど大不況の真っ只中で、さもありなんと思う。その辺をうまく乗り切れたのも、この旦那のおかげでしょう。
そのとき、自分がやれることをとにかく一所懸命にやる。そしてやることが出来た。最後の行方不明は彼女の人生をミステリアスにしてしまったが、稀有な女性の生き方を見せてもらった。
ヒラリー・スワンクは見事にイメージにぴったり。
◎◎◎
「アメリア 永遠の翼」
監督 ミーラー・ナーイル
出演 ヒラリー・スワンク リチャード・ギア ユアン・マクレガー クリストファー・エクルストン ジョー・アンダーソン チェリー・ジョーンズ ミア・ワシコウスカ
正直ヒラリーはあんまり好みのタイプじゃないのだけれど、これまたビックリするぐらい似てますね。仰るとおりで、何かサラッと事実だけ言って終わっちゃったなと。
もうちょっとドラマチックに脚色しても、映画なんだからいいんでない?なんて思いましたが、アメリカではアメリアはもう英雄だってことなんで、これだけでも充分なのかもしれないですね。
スミソニアンのアメリアは、ほんと印象的でした。
あたしたちに、ああいう人だって、インプットされてしまいましたもん。ヒラリーさんの方になじむのが、大変。
ミーラー監督らしからぬといったらなんですが、ずいぶんとあっさりとしてました。
やはりインドものの方が合ってるのかもです。
この映画は、淡々としていて…正直見どころの少ない映画という感想。
で、先日「キャプテン・アメリカ」を観に行ったのですが、途中で国債を売るキャプテン・アメリカ(のイベントステージ)なシーンがあって、何か見覚えがあるなぁ…と思ったのですが、この映画でも似たようなシーンがあったように思えます(細かくは憶えてないけど)。あとは「父親たちの星条旗」あたりでも近いシーンがあったような無かったような…ああいうシーンってアメリカ的にはギャグというか自虐というか、そういうものなんですかねぇ??
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
まああれが実際だったんでしょうね。
戦争時に国債を買え!!と言うのは、いろんなものに出てきますが、「あなたも戦争に参加してます!」という後ろ盾にもなってたようです。