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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

2007年12月23日 | な行 外国映画
1865年、4月14日・・・。

「母ちゃん、映画に行ってくる。」
「何、見に行くの?」(長男)
「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」
「ふーん~。おれは見なくていいけど、リンカーンが暗殺されたのは、おれの誕生日だよ。」との言葉をいただいて、見にいきました。

冒頭の日付を見て、「おーーー、やっぱり紛れもなく長男の誕生日だよ」と認識を新たにして、鑑賞。

トレジャー・ハンター、ベン・ゲイツ。祖先のトーマス・ゲイツにリンカーン暗殺の疑惑が課せられる。んな、140年も前の事件なんかどうでもええやん!と思うところが、家名の汚名は晴らさねばならぬということで、暗殺者が所持していたといわれる日記を調査する

その中に記されていた文字から、暗号を見つけ出し、「自由の女神」に秘密が隠されていることを発見。今度はバッキングガム宮殿の中の女王のデスクに秘密が。そして、そのぺアは、アメリカ大統領のお城、オーバルオフィスの中に。

てなことで、次々と秘密が秘密を読んで、手がかりが次の手がかりと呼ぶという、アメリカ版「わらしべ長者物語」!!

古ぼけた遺物も重々しくていいけど、それを探す最新テクの使い方が面白い。この映画のいいところは平均年齢の高いところでしょうか。ライリーとダイアン・クルーガーくらいが若い層で、(それでも十分行ってますが・・)、刑事と脇役の平均年齢出したら、いったいいくつになるんだい!というくらい。

ということで、贅沢な脇役陣を惜しみなく使って、とんとんと謎を解き、ぎりぎりの困難を切り抜けちゃうお決まりのストーリーがこの際心地いいです。今回のおいしい役どころは、江戸・ハリスと、ブルース・緑の森でしょうか。

さりげなく、南軍が勝ってアメリカが分裂していたらどうなってたか?とか、その時のイギリスがどう対応していたかとか、おしつけがましくなく出てくるのが私的には丸でございました。

さてラシュモア山の4人の大統領は、誰でしょう??



◎◎◎

『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』

監督 ジョン・タートルトーブ
出演 ニコラス・ケイジ ヘレン・ミレン ダイアン・クルーガー ジョン・ボイト ハーヴェイ・カイテル エド・ハリス ジャスティン・バーサ ブルース・グリーンウッド


右から、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンでした。


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8 コメント

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そういえば (miyu)
2007-12-26 22:34:11
平均年齢高いですね!
ってか、ヘレン・ミレンの投入、
ショーン・ビーン→エド・ハリス
で更にup!ですものね~(´▽`*)アハハ
けど、だから安心して観れるってのも
あるのかもしれませんね。
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>miyuさま (sakurai)
2007-12-27 17:53:03
あの予告の作り方もうまかったですよね。
バッキングガム宮殿で、ヘレン・ミレンだし。
そういや、予告でローマ法王庁にも入り込むようなことを言ってましたが、本編では出てきませんでしたね。
おじさん'sの映画、好きです。
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撮影が素晴らしいw (oguogu)
2008-01-05 23:55:45
 TB&コメントさせてもらっちゃいますねぇ~
凄く撮影が良かったですよねぇ。
宮殿、ラシュモア山、ホワイトハウス、ETC・・・
写し方が素晴らしいですねー、
俳優人もおっしゃるとおり豪勢でしたし、結構満足出来る作品でした。
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>oguoguさま (sakurai)
2008-01-06 23:02:44
そうですねえ。
きれいなとことをちゃんとその目線で撮ってるのが、好感がもてました。
楽しむ映画を楽しめました。
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エド&ダイアン (mariyon)
2008-01-09 18:08:44
お天気のいい大晦日に映画を夫婦で観に行くような人間はさすがに少なく、がらがらでした。

でも、1に比べて、ほんとに面白かったです。

エド・ハリス、いいですよね~~。
ブログにも書いたんですが、2008年はエド&ダイアンであけて、このふたりで終わった年でした。

これだけ感のいい人間のなかに普通の人間が居たら
自分は大ばかにおもえるでしょうね~~。
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>mariyonさま (sakurai)
2008-01-09 21:35:10
大みそか、あたしも娘と「魍魎の匣」に行きましたから。
一応掃除終わらせてから。
なんせ、ほれ、一応嫁なもんで。

安心して見れるアクション(?)ものっていうのも珍しいような気がしますが、ひとえに平均年齢の高さによるものではないかと。

感は冴えまくってましたが、いかにもアメリカでしたねえ。そこがいいとこなのかもです。
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おじゃまします (ピロEK)
2008-10-06 22:45:05
おじゃまします。
息子さんのお誕生日はリンカーン暗殺の日なんですね。
ちなみにうちの長男の誕生日を調べたら、太宰治が愛人と玉川上水へ投身自殺した日でした…映画には全く関係ないですけどね。
sakuraiさんより私のブログに頂いたコメントでは「でかいスクリーン向きの映画かも」ということでしたが、映画館に足を運ぶ時間をなかなか捻出できない私。sakuraiさんをはじめ、映画館鑑賞が中心のブロガーさんの記事を読んでいつも羨ましく思う次第です。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
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>ピロEKさま (sakurai)
2008-10-07 08:32:47
タイタニックの沈没した日でもあるらしいです。
多分。
太宰治の映画は、河村隆一が太宰になった「ピカレスク」なんてもありましたね。
ナルシストの雰囲気が全面に出てて、結構面白かったです。
物理的に家で鑑賞なさる方も当然多いので、それはそれでピロEKさんのような見方も大事だと思います。
あたしは家で見てるとだめなんですよ。途中で早送りしたり、電話来たり、洗濯物たたんだり。
なので、自戒の意味を込めて、スクリーンで見てます。
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