「パビリオン山椒魚」は、何気に好みでした。これでオダジョーと香椎さんはくっついたわけっすよね。「パンドラの匣」は見たんですが、どうにも書けずにそのまま。。。
この監督の独特の空気と言いましょうか、雰囲気といいましょうか、ゆるめのつかみどころのない感じに、なかなかスパッと入り込めなかったのですが、じわじわと染みてきてます。
登場人物はほとんど4人。ふた組の男女が住まいするおんぼろ住宅街で、奇妙な関係が生まれてまいります。
片や、20年前の出来事にいつまでもとらわれているふり(?)をして、その原因であろう女性に復讐を誓い、その女性と奇妙な共同生活をしている山根。草食系以前に「なんじゃこれ?」男。女性も女性で、一日中スウェットとだて眼鏡で男寄せつけませんオーラを滲みだしてるつもりの奈々瀬。
そこに越してきたのが、妊娠中の妻と、プーの夫の番上夫妻。男は完全なるひも。でまたひもっプリの超似合うのが山田孝之。いまどきどこ探してもいないような肉食系男子(ただし、女性に対してのみ)。貴重な存在です。
復讐が二人を結び付けてたとは言え、奇妙な連帯感が生じていた山根と奈々瀬。監禁というか、軟禁というか、始まりはどうあれ、どう考えてもこの二人の関係は愛だ。番上夫妻が越してこなかったら、毎日毎晩、「明日こそ復讐してやるぞ!」、「がんばってね、お兄ちゃん」の会話は死ぬまで続いていたかも。
このきまりきった会話は、二人の儀式で、愛のやり取りのようなもんではないかと思ってくる。生きるのがやたらにへたくそでありながらなんだか幸せそうに見える二人だ。その奇妙な生き方を観客と一緒に、傍観者となっているのがおなかのおっきいあずさかなあ。
彼女が一番まともで、当たり前の人間なんだけど、なんか幸せそうでない。その面白くない感と、見てる方のいらいら感がやけにわかってしまう。あたしも絶対まともだからなあ・・。違ったりして。
奇妙な世界の独特な空気はだんだん癖になる。
◎◎◎○
「乱暴と待機」
監督・脚本 冨永昌敬
出演 浅野忠信 美波 小池栄子 山田孝之
この監督の独特の空気と言いましょうか、雰囲気といいましょうか、ゆるめのつかみどころのない感じに、なかなかスパッと入り込めなかったのですが、じわじわと染みてきてます。
登場人物はほとんど4人。ふた組の男女が住まいするおんぼろ住宅街で、奇妙な関係が生まれてまいります。
片や、20年前の出来事にいつまでもとらわれているふり(?)をして、その原因であろう女性に復讐を誓い、その女性と奇妙な共同生活をしている山根。草食系以前に「なんじゃこれ?」男。女性も女性で、一日中スウェットとだて眼鏡で男寄せつけませんオーラを滲みだしてるつもりの奈々瀬。
そこに越してきたのが、妊娠中の妻と、プーの夫の番上夫妻。男は完全なるひも。でまたひもっプリの超似合うのが山田孝之。いまどきどこ探してもいないような肉食系男子(ただし、女性に対してのみ)。貴重な存在です。
復讐が二人を結び付けてたとは言え、奇妙な連帯感が生じていた山根と奈々瀬。監禁というか、軟禁というか、始まりはどうあれ、どう考えてもこの二人の関係は愛だ。番上夫妻が越してこなかったら、毎日毎晩、「明日こそ復讐してやるぞ!」、「がんばってね、お兄ちゃん」の会話は死ぬまで続いていたかも。
このきまりきった会話は、二人の儀式で、愛のやり取りのようなもんではないかと思ってくる。生きるのがやたらにへたくそでありながらなんだか幸せそうに見える二人だ。その奇妙な生き方を観客と一緒に、傍観者となっているのがおなかのおっきいあずさかなあ。
彼女が一番まともで、当たり前の人間なんだけど、なんか幸せそうでない。その面白くない感と、見てる方のいらいら感がやけにわかってしまう。あたしも絶対まともだからなあ・・。違ったりして。
奇妙な世界の独特な空気はだんだん癖になる。
◎◎◎○
「乱暴と待機」
監督・脚本 冨永昌敬
出演 浅野忠信 美波 小池栄子 山田孝之
この作品はまた雰囲気が私好み。このキャラクターたちがホント面白いいです。ただ奈々瀬って女性に嫌われるタイプじゃないです?ちょっと変だけどでも見かけ可愛らしいから男は気に入っちゃうんだけど。
山田君が『鴨川ホルモー』あたりから、単なるイケメン俳優的なのを脱却して個性派になってる気がするんですが、彼はそのほうがいいです。今回の「その辺は積極的に麻痺していこうよ。」は個人的に大笑いしましたけど、彼の個人的にこれ笑えないんじゃないの?とか心配にもなりました。(苦笑)
太宰を読むのって、もっぱら中学校ときで、軽く読める作品・・という印象を持ってます。
なもんで、「パンドラ・・」は、その風味が出ていたような気がします。
今からでも書き足そうかとも思うんですが、ちと忘れた・・。
奈々瀬はどうだろうなあ。。あんな女性もいたっちゃいたけど、相手にはしてなかったわ。
大体そういう女って、早く結婚してたような気がします。
山田君、いやさがいいです。矛盾してます。きもさがうまい人ですねぇ。
将来、香川さん系になりそうですが、嫌いです。そこがいいです。変?
山田君でなければ言えないセリフ回しがありますよね。そこがうまく生きてた。
とても楽しめました。
今晩は☆彡
山田君演じた番上、元のキャラは
上昇志向な男性だったらしいです。
どう考えても山田君のイメージじゃあ
ないですよね。だからこんな冴えない役柄に
なったのか?どうかは分かりませんが、、、。
とりあえず番上役はハマっておりましたね。
おぉ~教え子さんたちがこちらへ?
今は四季関係なく修学旅行生が来ていますよ。
市バスにはわんさか乗ってうるさいです(笑)
私の住んでいる近くにはあの金閣寺があるので、
観光客は絶えません、、、、。
う~んこればっかりは仕方ないですね。
どう見てもだれだれの、しようもない感じでしたけどね。それがまたぴったり似合う!!
全体からただよう、だるーーな空気は監督のカラーだと思いますが、なかなか面白かったです。
そうなんすよ。明日から出発です。
「どこがいい?」とか、聞かれましたが、あたしが京都行ったのは、すでに20数年前になってしまいましたから、もう駄目ですね。
ああーー、行きたいなあ。
こっそり一人で行きたいくらい・・・。
あと4,5年は無理かな。
金閣!!きれいになってから、行ってないんですよ。
高校の時は、例の黒閣と言われてた時。大学の時は、確かブルーシートが掛かってた。
見に行きたいです。