さて、8月になってしまいましたが、毎日あっつい!あっつい、あっつい言うと、さらにあっづくなるので、なるべく言わないようにしておりますが、それでもあっづい!どう考えても、ここは温帯ではないです。こりゃ、地球をやっぱどうにかせんといけないのでは・・・と思うくらい。
いつもこの時期になると思うのですが、のど元過ぎると何とやらで、切実感がなくなるのですよね。いや、忘れてはならんです。
8月も10日になって、7月のまとめをするという体たらくですが、言い訳を一つ。8月入って早々に、例の教員免許更新講習というのがあったのですよ。数年前に、すったもんだの挙句に始まった講習。関係のない人には全くどうでもいいのですが、こちとらにとっては死活問題であります。失効してしまったら、仕事できなくなるのですもん。
誰もがやりたくないけど、やらないとならん。なんとあーーた、期限は10年なんでござんすのよ。あたくしは、今回更新したら、あとは定年までいいとして、いやはや、あれを10年に一回やらないとならないとは、本当に大変です。いや、必要とは思いますよ、教員のスキルアップ。問題は、そのやり方と、金がかかることでしょうかね。
今回の講習の中で、これをやると言った言い出しっぺの方(美しい国・・とか書いた人)が、本人が書いた最近出版した新しい本の中で、「講習をやらなければならない!」と明記してあるのだそうですよ。呆れる話です。やってますよ~。
つうことで、だいぶ衰えた脳みそを駆使して、とりあえず18時間分を受けてきました。30時間のうち。朝から夕方まで椅子に座って、先生のお話を聞く。そしてテスト!生徒の気持ちを分れ!!!ということがメインなのかと思いましたが、今回の分は終了。あとは、冬か、来年だな。
ということで、少々精神的にも物理的にも忙しかったもんで、今日にいたってしまいました。
7月は何があったかというと、末っ子息子の吹奏楽の大会でありました。いつも暑い時期に行われる熱い大会。県大会で上位4チームが上の大会に行けるのですが、進学校に通う身としては、若干複雑。上の大会にも行っては欲しいけど、勉強もせんならん。どっちにしろ、悔いの残る演奏だけはしてもらいたくない!!と思っておりました。
合宿もしたし、さっぱり勉強もしないで、練習ばっかりしてたし、その成果は発揮してほしい。そして大会当日・・・。よかったと思います。集大成にふさわしい演奏だったと思います。結果は銀。上の大会には行けませんでした。3年生は引退です。この日まで、毎日毎日遅くまで練習してきたベクトルを、まったく別の方向に向けなければならない辛さ。みーん通る道です。
ご苦労さん、そして次のステップに行ってくれ!!!!です。
そんなこんなの文月でしたが、7月に見た映画を。
① イタリアは呼んでいる
スティーブ・クーガンと、イギリスを代表するコメディアンのロブ・ブライドンが、まんま自分の役で、迷える中年男性のイタリア珍道中を描く・・というもん。ロブさんという人は、きっとイギリスでは超有名で、すんごい人なんだろうけど、あたしらにはちっと伝わらない。イギリス人が見たら、絶対に面白いんだろうなあ~というはわかります。
② あの日の声を探して
さすが、ミシェル・アザナビシウス監督だわ。バランスのいいことこの上ない。ロシアのチェチェン侵攻が舞台。このいろんな立場から、どうにもならない状態に追い込まれてしまった人たちの姿が描かれている。重層的な物語の作り方の何とうまいこと。お見事。
③ 女神は二度微笑む
インド映画、恐るべし!極上のミステリに仕上がった謎に満ちた作品。パズルが解けていくのが悲しくもあり、快感にもなる。どこぞの監督がリメイクするらしいが、やめた方がいい。
④ アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
えーーーと、どんなだっけ?・・みたいになってきてるわ。あ、オルセンちゃんと、アーロンを双子にしたのは当たり!思い出した!時間間違えて、吹き替え版にしたんだった。そしたら、だれがだれやら、誰がしゃべってるのかわからなくなって混乱したのがアタシ的敗因。ベタニー・ショック。
⑤ ラブ・ストーリーズ エリナーの愛情
まったくの射程外だった作品。マカヴォイ君が出てるってのを知って、急きょ見に行った次第。二本でひとつの話らしく、ここは二本見ることに。突然、女性の投身自殺未遂から始まって、淡々と物語が進んでいく。事情やら、背景やら、何の説明もなく、少々の置いてきぼり感を味わいながら、じわじわと夫婦の問題が見えてくる。エリナーの家族がいい。傷ついた娘をさらっとと見えつつも、大きくあったかく見守っていく。というより、自分流の生き方をただ娘に見せてるだけって感じもするが、それが嫌味にならずに、エリナーに沁みていくのだ。余韻を残しつつ終わった後に、コナーの物語になる。
⑥ ラブ・ストーリーズ コナーの涙
こっちが私的メインだった、マカヴォイ扮する、亭主側から見たお話。このマカヴォイがいい!何といえずによろしい。ちょいと頼りなげで、それでいて深い愛情を感じる。二人が出会い、愛し合い、幸せ以外になにもないだろう・・・と言う中で起きてしまった子供の死。それをきっかけに二人の間に亀裂が入ってしまう。紆余曲折ありながら、あっちに転がり、こっちいまどいながら、二人はやはり自分たちの愛を確かめ合うのだが、何とも粋な作りで、うっとりしてしまった。二人がそれぞれの記憶から物語を紡ぐというんで、ちょこちょこ記憶違いがあったり、小ネタが挟まれてるが、そのあたりはご愛嬌。とっても素敵な作品でした。エリナーの部屋に飾ってあった「男と女」の映画のポスターが効いてたな。
⑦ ひつじのショーン
これは素晴らしい!!!今年の5本に入るぞ!いやーーーーーー、お見事。セリフの一個もなくても、全部わかっちゃううまさ。それも万国共通。丁寧な作りにツボもきちんと押さえられてて、作った人の愛情と、根性と、熱意がビンビンと伝わってくる。本当に素晴らしい!!!ぱちぱちぱち。
⑧ ターミネーター 新起動
まあ、いいんじゃないすか、これはこれで。シュワちゃんの年取ったあたりの使い方が納得いって、うまいんじゃないでしょうか。つくづく85年のあの衝撃はすごかったなあ~と改めて感じ入る。いかにも続きます的な作りは鼻につくけど、ドル箱は早々に手放したくはないないわな。
⑨ バケモノの子
突然、現世に帰って、勉強にいそしむあたりがなんかできすぎな感じだったけど、物語の進行上、しようがないか。絵の持つ力は相変わらず。躍動感がいい。ただ、どうしても声優に使ってる役者の顔が前面に出てきて、キャラが枠に余ってる感じが否めず。声優を使ってほしいなあ。全然違うタッチの作品になると思うんだけどなあ。
⑩ 明烏 あけがらす
落語の「あけがらす」を現代のホストに置き換えての作品。いやはや面白い!福田組の役者が、ここぞとばかりに思う存分、好きかってにやってます~!でも、ちゃんとやってますよ~!ほんでもっておもろいでっせ~!!感に満ち満ちてる。なんか久々に映画館で大笑いしたわ。それってうれしい。
⑪ HERO
安心、安全、間違いないって感じかね。ドラマのコンセプトそのままで、役者さんたちが楽しんでやってるのがこっちに伝わってくる。それがいいのか、悪いのかはわからないけど、きっといいことなんでしょうね。
⑫ インサイド・ヘッド
冒頭の教条的な歌にドン引き。それがずっと尾を引いてしまい、どうにも乗れなかった。
⑬ パリよ、永遠に
ナチスが計画していた、パリ爆破計画をとどめたお話。もとは戯曲ということで、狭い部屋の中での高官と領事のやり取りでほぼ終始。ちょっとつらかったかな。短い映画なのに、とっても長く感じてしまったのでした。
⑭ パプーシャの黒い瞳
ポーランドのジプシーを描いた映画・・・と言うだけで何も知らなかったのだけど、それがすべて。時間が前後して、交錯するが、それがちょっとわずらわしかった。普通に時間軸を追っていった作りでも支障はなかった気もします。体調あまりよくないときは、なかなか辛かった。
⑮ あん
これはすごい!!今まで見た邦画の中でも、上位に入るくらいの秀作だった。何と人とは、狭量で偏見にみちた悲しい生き物なんだろう・・・とつくづく感じる。人が一人生きるのに、なぜにこんなに辛いのか。それでいて強いのか。弱そうに見えて、実は凛としてしなやかで折れそうだけど、折れないおばあちゃん。その老あんこ作りの名人は、突然どら焼きにやってくる。本当に心のこもった餡作りは、どら焼きを至高の一品に変えていく。でも・・・・、でもの後にあまりに悲しい現実が迫る。何と人とは悲しい生き物なのか、愕然としながら納得いってしまうのがまた悲しい。
やっぱ日本が誇る役者は、樹木希林さんですな。
ツイッターで、やけに力をこめてほめたたえたら、結構リツィートされたのだけど、河瀬監督ご自身からもリツィートされちゃった!うっひょ、の出来事。
⑯ GOOD YEAR
林海象監督が、当地山形で昨年暮れに撮った短編。ちょいとケータリングの手伝いをしたんで、拝見に参じた。行間を読まないとならない作品で、監督のトークがあって、理解ができたかな~って感じ。付け加えていって、その前後譚ができたら、面白くなりそう。
⑰ マッド・マックス(二回目)
「Tree!」のくだりがどうしても納得いかずに、もう一回見たい!!と思っていた。見たぞおお。で、わかったあたし。木がなんだかわかんない世の中になってたという象徴みたいな表現だったのね。一番最初に見た時、外人さんらのリアクションの、そこまで笑うか!と思ったのは、あいかわらずだったけど、絶妙なタイミングだったのだわね。
⑱ ギリシャに消えた嘘
ヴィゴとオスカー・アイザックをたっぷり見れたのが良しとするべき作品でしょう。物語的には古典的な作りで、どっか安心できるサスペンスでございました。
⑲ ホーンズ 容疑者と告白の角
恋人を殺されちゃったポッターに角が生えてきて、会う人会う人、みんな本音を話しちゃうという、超シュール。でもって、これがまた面白い!話はそれほど奇想天外!ではないのだけど、とにかくみんなの本音が面白くて、笑ってしまった。なかなか画期的な作品かも。
⑳ ミニオンズ
まともに言葉を発しない主人公・・・・として考えたら、「ひつじのショーン」がいかに素晴らしい出来か、よーくわかってしまった。それなりに面白いけど、シャベル女が登場してから、若干テンション下がった。
以上20本。秀作にいっぱいであった月でした。
冒頭の写真は、息子らの演奏の後。晴れ晴れとした表情ですが、小さめです。
いつもこの時期になると思うのですが、のど元過ぎると何とやらで、切実感がなくなるのですよね。いや、忘れてはならんです。
8月も10日になって、7月のまとめをするという体たらくですが、言い訳を一つ。8月入って早々に、例の教員免許更新講習というのがあったのですよ。数年前に、すったもんだの挙句に始まった講習。関係のない人には全くどうでもいいのですが、こちとらにとっては死活問題であります。失効してしまったら、仕事できなくなるのですもん。
誰もがやりたくないけど、やらないとならん。なんとあーーた、期限は10年なんでござんすのよ。あたくしは、今回更新したら、あとは定年までいいとして、いやはや、あれを10年に一回やらないとならないとは、本当に大変です。いや、必要とは思いますよ、教員のスキルアップ。問題は、そのやり方と、金がかかることでしょうかね。
今回の講習の中で、これをやると言った言い出しっぺの方(美しい国・・とか書いた人)が、本人が書いた最近出版した新しい本の中で、「講習をやらなければならない!」と明記してあるのだそうですよ。呆れる話です。やってますよ~。
つうことで、だいぶ衰えた脳みそを駆使して、とりあえず18時間分を受けてきました。30時間のうち。朝から夕方まで椅子に座って、先生のお話を聞く。そしてテスト!生徒の気持ちを分れ!!!ということがメインなのかと思いましたが、今回の分は終了。あとは、冬か、来年だな。
ということで、少々精神的にも物理的にも忙しかったもんで、今日にいたってしまいました。
7月は何があったかというと、末っ子息子の吹奏楽の大会でありました。いつも暑い時期に行われる熱い大会。県大会で上位4チームが上の大会に行けるのですが、進学校に通う身としては、若干複雑。上の大会にも行っては欲しいけど、勉強もせんならん。どっちにしろ、悔いの残る演奏だけはしてもらいたくない!!と思っておりました。
合宿もしたし、さっぱり勉強もしないで、練習ばっかりしてたし、その成果は発揮してほしい。そして大会当日・・・。よかったと思います。集大成にふさわしい演奏だったと思います。結果は銀。上の大会には行けませんでした。3年生は引退です。この日まで、毎日毎日遅くまで練習してきたベクトルを、まったく別の方向に向けなければならない辛さ。みーん通る道です。
ご苦労さん、そして次のステップに行ってくれ!!!!です。
そんなこんなの文月でしたが、7月に見た映画を。
① イタリアは呼んでいる
スティーブ・クーガンと、イギリスを代表するコメディアンのロブ・ブライドンが、まんま自分の役で、迷える中年男性のイタリア珍道中を描く・・というもん。ロブさんという人は、きっとイギリスでは超有名で、すんごい人なんだろうけど、あたしらにはちっと伝わらない。イギリス人が見たら、絶対に面白いんだろうなあ~というはわかります。
② あの日の声を探して
さすが、ミシェル・アザナビシウス監督だわ。バランスのいいことこの上ない。ロシアのチェチェン侵攻が舞台。このいろんな立場から、どうにもならない状態に追い込まれてしまった人たちの姿が描かれている。重層的な物語の作り方の何とうまいこと。お見事。
③ 女神は二度微笑む
インド映画、恐るべし!極上のミステリに仕上がった謎に満ちた作品。パズルが解けていくのが悲しくもあり、快感にもなる。どこぞの監督がリメイクするらしいが、やめた方がいい。
④ アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
えーーーと、どんなだっけ?・・みたいになってきてるわ。あ、オルセンちゃんと、アーロンを双子にしたのは当たり!思い出した!時間間違えて、吹き替え版にしたんだった。そしたら、だれがだれやら、誰がしゃべってるのかわからなくなって混乱したのがアタシ的敗因。ベタニー・ショック。
⑤ ラブ・ストーリーズ エリナーの愛情
まったくの射程外だった作品。マカヴォイ君が出てるってのを知って、急きょ見に行った次第。二本でひとつの話らしく、ここは二本見ることに。突然、女性の投身自殺未遂から始まって、淡々と物語が進んでいく。事情やら、背景やら、何の説明もなく、少々の置いてきぼり感を味わいながら、じわじわと夫婦の問題が見えてくる。エリナーの家族がいい。傷ついた娘をさらっとと見えつつも、大きくあったかく見守っていく。というより、自分流の生き方をただ娘に見せてるだけって感じもするが、それが嫌味にならずに、エリナーに沁みていくのだ。余韻を残しつつ終わった後に、コナーの物語になる。
⑥ ラブ・ストーリーズ コナーの涙
こっちが私的メインだった、マカヴォイ扮する、亭主側から見たお話。このマカヴォイがいい!何といえずによろしい。ちょいと頼りなげで、それでいて深い愛情を感じる。二人が出会い、愛し合い、幸せ以外になにもないだろう・・・と言う中で起きてしまった子供の死。それをきっかけに二人の間に亀裂が入ってしまう。紆余曲折ありながら、あっちに転がり、こっちいまどいながら、二人はやはり自分たちの愛を確かめ合うのだが、何とも粋な作りで、うっとりしてしまった。二人がそれぞれの記憶から物語を紡ぐというんで、ちょこちょこ記憶違いがあったり、小ネタが挟まれてるが、そのあたりはご愛嬌。とっても素敵な作品でした。エリナーの部屋に飾ってあった「男と女」の映画のポスターが効いてたな。
⑦ ひつじのショーン
これは素晴らしい!!!今年の5本に入るぞ!いやーーーーーー、お見事。セリフの一個もなくても、全部わかっちゃううまさ。それも万国共通。丁寧な作りにツボもきちんと押さえられてて、作った人の愛情と、根性と、熱意がビンビンと伝わってくる。本当に素晴らしい!!!ぱちぱちぱち。
⑧ ターミネーター 新起動
まあ、いいんじゃないすか、これはこれで。シュワちゃんの年取ったあたりの使い方が納得いって、うまいんじゃないでしょうか。つくづく85年のあの衝撃はすごかったなあ~と改めて感じ入る。いかにも続きます的な作りは鼻につくけど、ドル箱は早々に手放したくはないないわな。
⑨ バケモノの子
突然、現世に帰って、勉強にいそしむあたりがなんかできすぎな感じだったけど、物語の進行上、しようがないか。絵の持つ力は相変わらず。躍動感がいい。ただ、どうしても声優に使ってる役者の顔が前面に出てきて、キャラが枠に余ってる感じが否めず。声優を使ってほしいなあ。全然違うタッチの作品になると思うんだけどなあ。
⑩ 明烏 あけがらす
落語の「あけがらす」を現代のホストに置き換えての作品。いやはや面白い!福田組の役者が、ここぞとばかりに思う存分、好きかってにやってます~!でも、ちゃんとやってますよ~!ほんでもっておもろいでっせ~!!感に満ち満ちてる。なんか久々に映画館で大笑いしたわ。それってうれしい。
⑪ HERO
安心、安全、間違いないって感じかね。ドラマのコンセプトそのままで、役者さんたちが楽しんでやってるのがこっちに伝わってくる。それがいいのか、悪いのかはわからないけど、きっといいことなんでしょうね。
⑫ インサイド・ヘッド
冒頭の教条的な歌にドン引き。それがずっと尾を引いてしまい、どうにも乗れなかった。
⑬ パリよ、永遠に
ナチスが計画していた、パリ爆破計画をとどめたお話。もとは戯曲ということで、狭い部屋の中での高官と領事のやり取りでほぼ終始。ちょっとつらかったかな。短い映画なのに、とっても長く感じてしまったのでした。
⑭ パプーシャの黒い瞳
ポーランドのジプシーを描いた映画・・・と言うだけで何も知らなかったのだけど、それがすべて。時間が前後して、交錯するが、それがちょっとわずらわしかった。普通に時間軸を追っていった作りでも支障はなかった気もします。体調あまりよくないときは、なかなか辛かった。
⑮ あん
これはすごい!!今まで見た邦画の中でも、上位に入るくらいの秀作だった。何と人とは、狭量で偏見にみちた悲しい生き物なんだろう・・・とつくづく感じる。人が一人生きるのに、なぜにこんなに辛いのか。それでいて強いのか。弱そうに見えて、実は凛としてしなやかで折れそうだけど、折れないおばあちゃん。その老あんこ作りの名人は、突然どら焼きにやってくる。本当に心のこもった餡作りは、どら焼きを至高の一品に変えていく。でも・・・・、でもの後にあまりに悲しい現実が迫る。何と人とは悲しい生き物なのか、愕然としながら納得いってしまうのがまた悲しい。
やっぱ日本が誇る役者は、樹木希林さんですな。
ツイッターで、やけに力をこめてほめたたえたら、結構リツィートされたのだけど、河瀬監督ご自身からもリツィートされちゃった!うっひょ、の出来事。
⑯ GOOD YEAR
林海象監督が、当地山形で昨年暮れに撮った短編。ちょいとケータリングの手伝いをしたんで、拝見に参じた。行間を読まないとならない作品で、監督のトークがあって、理解ができたかな~って感じ。付け加えていって、その前後譚ができたら、面白くなりそう。
⑰ マッド・マックス(二回目)
「Tree!」のくだりがどうしても納得いかずに、もう一回見たい!!と思っていた。見たぞおお。で、わかったあたし。木がなんだかわかんない世の中になってたという象徴みたいな表現だったのね。一番最初に見た時、外人さんらのリアクションの、そこまで笑うか!と思ったのは、あいかわらずだったけど、絶妙なタイミングだったのだわね。
⑱ ギリシャに消えた嘘
ヴィゴとオスカー・アイザックをたっぷり見れたのが良しとするべき作品でしょう。物語的には古典的な作りで、どっか安心できるサスペンスでございました。
⑲ ホーンズ 容疑者と告白の角
恋人を殺されちゃったポッターに角が生えてきて、会う人会う人、みんな本音を話しちゃうという、超シュール。でもって、これがまた面白い!話はそれほど奇想天外!ではないのだけど、とにかくみんなの本音が面白くて、笑ってしまった。なかなか画期的な作品かも。
⑳ ミニオンズ
まともに言葉を発しない主人公・・・・として考えたら、「ひつじのショーン」がいかに素晴らしい出来か、よーくわかってしまった。それなりに面白いけど、シャベル女が登場してから、若干テンション下がった。
以上20本。秀作にいっぱいであった月でした。
冒頭の写真は、息子らの演奏の後。晴れ晴れとした表情ですが、小さめです。
7月分の映画のトラバさせて頂きました。
アベンジャーズ:前作より格段に良かった。
ターミネーター:シュワちゃん歳取った…w
バケモノの子:細田守はやはりポスト宮崎駿と確信した。
インサイドヘッド:冒頭のドリカムPVでかなり損してる。
またお時間がある時にでもウチのブログも覗いてやってください。
モンテも大変ですが、サンガはもっと大変です(苦笑)
「日本でウケない?北野映画解説!なぜ世界中で絶賛されるのか」を運営しています千葉と申します。
「迷宮映画館」管理人様のサイトを検索でお見受けし、
恐縮ながらもご連絡させて頂きました。
この度は、貴サイト様に相互リンクをして頂きたく思い、
お願いに参りました。
私の願いに先立ちまして、相互リンクのマナーとして
すでに貴サイト様のサイトを↓のサイトのページに
リンクさせて頂きました。
「迷宮映画館」という名前でリンクしております。
http://commentary-kitano-movie.com/link/link1/
108番目に掲載されております。
(相互リンクページを整理した場合、ページは変わりませんが番号が変動する場合もあります。)
大変恐縮ではありますが、↓にて私のサイト情報を
記載させて頂きます。加筆修正など必要でしたらお願い致します。
私のサイト名:北野の壮大なプロジェクトは実現するのか
私のサイトURL:http://commentary-kitano-movie.com/toyotomihideyoshistory/
サイトの概要:なぜ北野武の映画は愛されるのか、難解と言われるのか総合的に北野映画を解析していきます。
私のサイトと相互リンクをして頂けたら本当に本当に嬉しいです。
定期的に更新もしていきますし、サイトを閉鎖することもありません。
是非とも素敵な貴サイトと相互リンクできたらと思います。
相互リンクをして頂けましたら一言で構いませんので
ご一報頂けましたら大変助かります、よろしくお願いします。
貴サイトに相互リンクをしてよかったと思ってもらえるよう
きっちりいいサイトになるよう努力していきます。
(サイトの作りはイマイチですが、中身はしっかりしていると思います)
お忙しい中、私の駄文を読んで頂き本当にありがとうございます。
───・───・───・───・───・───・───・───
サイト管理人:千葉
サイト:http://commentary-kitano-movie.com/
メール:linkmail307@gmail.com
まとめちゃうという体たらくです。
いやはや。
それでもなんとか、くじけずに頑張りますわ。
ターミネーターも年取るんだ!ということを逆手にとって、まあまあ納得のいく作りでしたね。なるほど~と思いましたわ。
細田さんは安心安全なのですが、俳優を使うっていうとこまで踏襲しなくても・・・と思いますです。
インサイドヘッドは・・・テンション下がったままでの鑑賞がマイナス要因。こっちの声はよかったっす。
なかなか暇がなく、とんと更新が追いつかないのですが、そんな状況の中、ありがたい申し出で、感謝しております。
時間のある時に訪問させていただき、ご返事差し上げたいと思います。
良かったです。
泣けました。
人間って自分から籠に閉じこもっちゃうもんなのですね。
飛べる翼を持っているのに、飛ぶ勇気が持てない。
翼を奪われた者からしたら「なぜ飛ばない!?」ってなりますよね。
TBさせていただきました。
ライ患者のこれまでの人生の壮絶たるや、私なんぞが想像するのもおこがましいのですが、きっともどかしく思ってるでしょうね、こっちを。
どこか、触れてはいけない世界扱いされてましたが、もっともっと目を配る世界だろうなあ~と感じます。
素晴らしい映画でした。