迷宮映画館

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アイデン&ティティ 田口トモロヲ監督&峯田君トーク

2003年12月26日 | 映画  夜話
12月26日(土) 田口トモロヲ監督と峯田和伸君を迎えてのトーク

昨日までのあったかい冬がウソのように雪の日。あったかいクリスマスでやきもきさせといて、終わると寒くなる。コレはいけませんぜ、空の神様。トラブルもあったようで、田口トモロヲ監督と主演の峯田君は果たしてちゃんと到着するのか、ちょっと不安も抱えながらの時間です。

6:30開始に、自分のソラリス到着は5:45。掃除要員と場内の案内係りとしてフロアに立つ。いるわ、いるわ、若い子たちがいっぱい。それに混じって、背広着て、皆にどうもどうもお辞儀して回ってる紳士が一人。峯田君の父ちゃん。息子の晴れ舞台だもんな。ソラリス1の一番前に陣取っていたのは、なんとうちの生徒様じゃないか。早いもの順で入れると思ったらしいが、座席券と取り替えないといけなかったのよ。早く、早く、取り替えねば。

時間が迫ってくると、どんどんと人が集まってくる。うわーー、すごい人だ。ほとんど峯田君目当ての若い子がいっぱい。それだけのものを持っているのね、峯田君。あらためておばさんは感心してしまった。1回目の上映が終わる前に2回目の上映の客入りが始まる。ここでも同じような騒ぎに。この2回目の上映の前に、田口監督と峯田君の舞台挨拶があった。ここで、初めて峯田君登場。姿が見えたとたん、若い子たちの悲鳴のような盛り上がりが・・。うひゃーー、すごい。この舞台挨拶を終えた頃、1回目の上映が終わる。そこで、いよいよメインのソラリス1でのトークが。

田口監督、丁寧で、言葉を1つ、1つ選んで、ゆっくりとかみ締めながら話す。うーーん、Xだ。この映画にいかに愛情こめてるかが伝わってくる。原作は親友のみうらじゅん氏。10年前に原作に出会い、なんとか映画化にしようと思ったのだが、挫折の連続でなかなか製作に入れなかったそうだ。そして、何とか製作の段階で、今度は主役の子が決まらない。ぴったりの子がいない。コレもあきらめ寸前に、こういうミュージシャンがいるんですけど・・、という話を聞いて、即決定したのが、今回の峯田君と言うことだそうな。峯田君は映画のまんま、素人っぽい、純粋さはそのまんま。いっさい飾りっけなし。映画のさいも、本当にまっすぐな強いエネルギーで、他の出演者のいい刺激となり、この完成に至ったという。

終わったあとに、スタッフの一員として、田口監督と峯田君とお酒を飲める役得をいただいた。峯田君はお酒が全然飲めないということで、コーラを。田口さんはかぱかぱ飲む。でも、紳士で、おだやかで、でも、映画に関しての熱は強く感じた。本当にいろんな映画に出てる田口さん。でも、時折、一体どこに出ていたのと?と思わせるくらいの滅私の時もあるのだが、ソレもしかりかなと感じた一晩だった。本当におだやかな人だった。

峯田君のサイン



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