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地獄で行われている最悪のゲームは男性同士の闘いではなく、男と女の争いである。

2015-08-09 | 社会問題
もしもこの世に神がいない地獄に堕ちているとしたら。男と女の共存社会は奇跡である。

現実には男女による支配関係と格差社会の激化が世界の混乱の創出量を決めている。

毎日の生活が辛く苦しい時ほど、女性社会が身に沁みるものであるから、世界は何度も最悪の事態を体験しなければ止められないし止まらない。

不平等な所に平和はない。女性が犠牲になるから支配者は栄える。

なぜなら、金持ちを増やすには、当然のように弱者や貧困を用意するのが必要なルールだからだ。

犠牲者を増やすか、支配者を減らすかによって、弱者救済を調節し、恐怖を煽り、被害者を支援する地獄でのゲームである。

貧しくて一生懸命に働くしかない労働者が無数にいればこそ、お金持ちはより豊かに繁栄するのである。

労働者の消耗化を加速させ、命令に従事する者を使い捨てにして便益を得るやり方は、労働貧民こそピラミッド社会の礎になる。

資本家にとっては、貧民こそ財産である。だから、善良な女性たちは一生懸命働いても楽になれない訳である。

女性には必要以上の消費力を与えてはいけない鉄則があるからだ。

与えられた権利に鍵をかけて、善良な女性たちを孤立させる。「人は生かさず、殺さず使え」「飢えさせて、与える」汚い心得である。

これでは世の女性たちが男性社会を崇拝するのも仕方がない。

実際に起きている世界情勢の大問題は、一つの社会現象であると言える。無知な支配者と、不完全な社会システムとでは結果はおのずと見えているからだ。

一度、知ってしまった幸福を失うことは辛いことだが、初めから知らなければ苦しみも判るまい。ダイヤモンドを知らない者は、ガラス細工のおもちゃで満足する。

金持ち達は労働を権利に変え、服従を義務に変えるように、支配者は混乱を装い服従を義務化する。

優勝劣敗の実行支配のゲームでは何人の敗北者が出ようが、いっこうに構わないという、地獄で繰り広げられる欲望達成の遊戯であって、我々人類は一体何を目指しているのだろうか?

人は本当に対立しなければ合一出来ない性なのか。だとしたら、どうなのか。

地獄での勝つための方程式とは、弱者が安全で安心を求めれば求めるほどに、支配者は混乱と恐怖を煽り、世界が平和で幸福な社会を求めるならば、戦争は最大のビジネスライフとなって経済成長を支える事になる。保険は不幸の増減によって潤い、薬は患者を食いものにする。美食家たちは不健康を売り、健康食品は美食を後押しする。日本が豊かなのは自然災害が多いからとも言える。

事実、男性社会は支配する側と支配される側とに分けられる。女性の妥協は両者を敗者にする痛み分けになる。少数である強者たちに打ち勝つ秘訣は、最大多数の最大幸福に従ったグレイトマザー達の団結に子供達の未来が懸かっている。