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コミュニケーションとは二重らせん。どこまでいっても交わらない。

2015-08-03 | 社会問題
現在の社会システムの崩壊は、コミュニケーション能力の低下によってもたらされる。

世界の安定を計る基準は女性たちによるコモンセンスの共通感覚の多寡で表される。

私達は絆の結節点に過ぎないし、生きる上において一番重要なのは「縁起」である。

野良猫やプー太郎でさえも全ての関係性は、一人一人の繋がりによる「出会い」でしかない。

その繋がりの深さと広がりはコミュニケーション能力に比例するが、その始まりと終わりには私とあなたとの関係性に必要な善と善との交換能力によって終始する。

もちろん、嘘や裏切りも計算に入れておかなければ、ギブアンドテイクだけでは、どちらかが与えるのを止めて奪い合えば関係がストップしてしまうからである。

人間は社会性との関係性を重視する代表的な動物であるように、日本人は縁起を重んじる国民である。

人は他人に認められなければ成功者とは呼ばれないように、承認する人達の前に出なければ独りよがりにすぎず、市場に出さなければ評価されない。

だからこそ、人と社会との「間」に、どんな人間関係を築けば良いのかが重要となる。

関係性を見出せば今まで見えなかった暗黙のルールや、新しい出会いが見えてくるものである。

意識は社会との関係から生じるもので、仮に世界の存在はいったん否定するか、それとも逆にまるごと容認する以外になく、

存在と存在が触れ合う関係性だということを、ひたすら自分という存在を賭けて感じる必要性があるのである。

自己意識との関係性は、意見を交換しながら自己の心の奥深くに入って行き、その根源となるものと対話を続けるところにある。コミュニケーションの二重らせんだ。

二重らせんは遺伝子と同様に、決して相手とは交わることは出来ないが、単独では存在せず、しかし以心伝心に受け継がれるものである。

人間は部分と全体とを同時には見れないように、代わる代わる見る。その二重らせんにコミュニケーションの神髄がある。

私の考えと、あなたの考えの、その関係性の二重らせんにある「揺れ」を楽しむ能力が「揺れる想い」だ。


コミュニケーションの関係性とその社会システムは同一性ではなく、類似性である。

反復と対象性を用いれば人間関係は今よりはましになるはずだ。

つまり、善には善をお返しして、コミュニケーション能力を高め、善意のラリーによる「名勝負」を続ける。

男と女の友愛には、男女の交換能力である、思考の交換による新しい価値観を発見することにある。

だから、人は誰と付き合うかによって、だいたいどんな人物に似るのか決まってくる。

従って、コミュニケーション能力の弱い引きこもりは自己破滅に繋がり、いっそう過激な働きをする危険がある。

現実にプラカードを掲げて憲法改正に反対している人達の多くはコミュニケーションの練習をしている者たちであり、また犯罪者の多くは無職が多い。

コミュニケーション能力の弱い者には自由が与えられずに、管理と教育が必要となる。

実際、日常生活の中で生じる問題の源泉は、自己愛ではなく、自己嫌悪であることが多い。ガラスのハートを持った反日達だ。

女性と男性との共存によるコミュニケーション能力のさらなる解放は、グローバルで平和な世界統一をも容易に達成可能にする事実なのである。