最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

友の訃報

2018-12-06 14:00:13 | Weblog
喪中はがきが届く時期になりました。

高齢の親の死を伝えるはがきが殆どですが、
最近は年賀状交換している方の配偶者や、
本人の死亡を家族から伝えられることも多くなってきました。

昨日、一年前からガン闘病中の友人が、
先月、11月15日に亡くなっていたとの知らせがありました。
11月6日を最後にブログが更新されていないので、心配でしたが…

中学の同期の人で、
京大を卒業して、朝日新聞の記者として全国様々な地域を巡り、
長崎文化放送に移ってからも、
精力的に活躍していた優秀な人でした。

長崎に移ってから、すっかり長崎人のようになって、
同期会で、
「長崎は、いいよ!遊びにおいでよ。案内するから」
との言葉を真に受け、
同期のおばさん三人で、遊びに行ったことがありました。
長崎旅行2
遠藤周作の「沈黙」を読んでくるようにと、宿題を出され、改めて読んで行きました。

隠れキリシタンの里、外海地区の教会やキリシタン神社。
遠藤周作文学館、ドロ神父のゆかりの地、色々説明を聞きながら廻りました。

「来年は、長崎くんちで自分の町が当番に当たっていて、
町会の仕事が忙しいから、一日しか付き合えないよ!
口上を述べる役だから、紋付き袴を新調したんだ」
と、楽しそうに語っていました。

7月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産登録され、
テレビで紹介されることが度々ありました。
それを見る度に、あの時のことを思い出して、彼のことを心配していました。

「いつかは誰でも この星にさよならを する時が来るけれど 命は継がれてゆく…」
という竹内まりやの「いのちの歌」思い出します。

お疲れ様でした
安らかにお眠り下さい 合掌
コメント
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