最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

退院後、初外来

2010-03-01 17:19:56 | くも膜下出血
今日は、未破裂脳動脈瘤の手術をしたTさんの初外来だったので、一緒に病院に行きました。
栗田先生が最初に動脈瘤が偶然見つかった時にかかっていた聖マリアンナ東横病院の
植田敏浩教授に紹介状を書いて下さったので、これから先はそこで診てもらえることになりました。
東横病院は彼女の家の近くにあって通いやすいので本当に助かります。

少し待ち合わせの時間より早くついたので、待っていたら、彼女が正面玄関から入ってきました。
携帯の電池切れで写真が撮れず、お見せできないのが残念ですが、
あまりに元気で若返った彼女を見てびっくりしてしまいました。
手術後19日ですから、傷もまだ帽子で隠さなくてはいけないかと思っていたけど、
帽子なしでも、気付かれないほどです。

植田敏浩先生は「脳卒中の治療最前線」というサイトを書いていて、血管内治療で有名な先生です。
私がくも膜下出血になって「しぶとく生き残るためのヒント」というHPを作った時、
リンクをつけさせて頂きたくてメールを書いたら、了解のご返事をきちんと下さいました。
とても嬉しかったので、お会いしたくて、もう彼女は付き添いなくても大丈夫かと思ったけど、
今日は付き添いとして一緒に行きました。
物静かで穏やかな優しそうな先生でした。

付き添いなのにずうずうしく自分のことも質問してきました。
実は昨日、ネットで見つけて疑問に思ったことです。
「中大脳動脈瘤は血管内手術が難しい」とか
「カテーテルで到達するのが遠い中大脳動脈瘤はコイルは不得手」と書いてあったことです。
私の経過観察中のベビー脳動脈瘤は中大脳動脈に出来ています。
今後、もし大きくなったら、コイル塞栓という選択肢はないのだろうかと思ったからです。

するとお答えは
「中大脳動脈瘤だから出来ないということはなく、形や周りの状況による。中大脳動脈瘤の血管内治療は何度も経験がある」
と言うことでした。
まぁ、私のベビーちゃんが大きくならず、“開頭かコイルか”なんて悩まずにすむことを願いましょう



コメント (22)
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