最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

潰瘍性大腸炎

2010-03-22 15:55:12 | 医療と健康
息子の中高時代の部活(鉄道研究部)で2年上の先輩Aさんが亡くなったという連絡が、
息子の携帯の留守電に入っていたそうだ。連絡してくれたのはAさんのお父さん。
Aさんは息子より2才年上だから24才。
暮れの忘年会でも元気に出席し、一緒に飲んで話したし、
鉄研出身らしくJR東日本に勤めていたので、亡くなる1ヶ月前に
中高の鉄研仲間で東北旅行した時の切符の手配を頼んだ時は、快くとってくれたそうだ。
その後、また、今月初めの大学の写真サークル仲間の山陰旅行の切符を頼んだら、
「ちょっと入院してしまって、できない」
と返事をくれたそうだ。
「大丈夫ですか?」
と送ったら、
「大したことはないから、心配しないで」
とのことだったとか…

たった1ヶ月で、いったいどういうことだったか?
気になって、連絡を下さったAさんのお父さんにお聞きしたら、
潰瘍性大腸炎で手術をしたが、悪化して亡くなったと教えてくれたそうだ。

「潰瘍性大腸炎患者情報サイト-踊れ難病患者-」によると

潰瘍性大腸炎は
大腸の粘膜だけで炎症を起こす原因不明の病気で、
びらんや潰瘍ができ、体の免疫機能に関係があり、
白血球が自分の大腸粘膜を攻撃して潰瘍ができて出血する難病

だそうです。

また、
普通は潰瘍性大腸炎自体で死ぬ事は無いのですが、
稀に腸が破れての出血多量や薬の副作用などで亡くなる場合もあります

とも書かれています。

本当に稀なケースなのでしょう。
それにしても、A先輩はようやく社会人となって第一歩を踏み出したばかり。
息子さんをこんなに若くして亡くしてしまって親御さんはどんな気持でしょう?
考えただけで胸が詰まる思いです。

コメント
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