最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

降圧剤の効き目

2006-09-10 10:31:29 | くも膜下出血
   

上のグラフは私のここ一年の血圧の推移をエクセルを使ってグラフにしたものである。

私は2000年11月にくも膜下出血になった少し前から、
血圧がやや高め、本態性高血圧だと思われるのでということで、
降圧剤を飲み始めた。その頃、140-90位だったと思う。
まだ40代だったし、やや高めくらいだったので、
かなりいいかげんな飲み方をしていた。

くも膜下出血になった後、真面目に降圧剤を飲むようになり
毎月キチンと診てもらうようになった。
昨年の暮れ、高めの日が続き、真冬で脳卒中も多い時期だったので
少し薬を増やしておきましょうとMyドクターに言われて
それまで飲んでいたディオバン80㎎×2/日に加えて
アダラートCR10㎎×1/日を飲むようになった。
グラフの赤い色の付いたところがディオバン80㎎×2/日だけの期間で
緑色のところがアダラートCR10㎎×1/日を飲むようになった期間です。

グラフでもはっきりわかるが、アダラートを飲むようになって
血圧は下がって、今まで出たこともない値が出て、平均して113-75になった。
運動もテニスに夢中になって月に5,6回はやるようになっていたし、
食事も気をつけていたので、薬のお陰でなく
体質的に血圧正常なったのだと思って喜んでいた。

7月に外来診察に行った時、背中が痛いことばかりMyドクターに訴えて
アダラートの処方箋をもらうのを忘れた。
まだ、かなりあったので
「まあいいや、もう飲まなくても私は大丈夫な体質になったんだもの」
と思って無くなって次の外来まで10日間ディオバンだけ飲んでいた。
(グラフ右側の赤く色の付いている期間)
するとあっという間に血圧は上がりはじめ、上も下も10くらい上がってしまった。
次の外来でアダラートをまたもらって飲んだら、やはり下がる。
な~~んだ、体質が変わったのではなく、薬のお陰だったんだとがっかり!
飲まなくてもそれほど危険な状態ではないけど、
ベビーちゃんもあることだし、やはりアダラートも飲んでおきましょうと
先日の外来でまた処方してもらい飲んでいる。

高血圧は長い間続くと血管を痛めて、脳卒中、心臓病の原因となりやすい。
まあ、もう一生付き合っていかなければならないのだろう。
でも、降圧剤って効くものなのね!
コメント (15)
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