最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

補聴器

2005-09-12 14:49:07 | 医療と健康
今日は、義父が補聴器の調整に行くというので、
吉祥寺まで車で、送っていった。

補聴器も最近は、デジタル補聴器とやらができて、
耳なんて遠くなってもどうってことないと思っていたが、そうはいかないようだ。
まず検査してどの音域が聞こえないのかなど細かく検査して、
その人にあった補聴器に調整してもらう。
それでも人間の耳は普通は微妙に調節して、
沢山の音の中から、自分で音を拾っているそうだ。
補聴器をつけると、余分な音まで拾って非常にうるさく聞こえるとか。
聞こえない音域や音量も進むので、何度も何度も調節してもらわなければならない。
義父も最近殆ど聞こえなくなってしまったようで、
静かな世界に住むのことに慣れてしまったせいか、
うるさいと言って補聴器をつけたがらないので、
普通の会話も非常に困る。
あんなに聞こえないと、自分がいやになると思うが、
人間年取ると、だんだん聞こえない見えない世界に慣れていくらしい。
イライラすることもなく、勝手に自分で解釈して、一方的にしゃべる。

自分のことを考えても、最近老眼が進んできて、
近くのものが非常に見えづらくなってきているが、
最初ほど気持ち悪くなくなって、どんどんその世界になれていってしまう。
ある意味自然な自己防衛反応なのかも知れないが、寂しい感じがする。
いろいろな道具ができて、年をとってダメになってしまう部分を
補うことができるようになっているが、
若い時と同じ微妙な調節はまだまだできないようだ。

音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を見たり
楽しいことができなくなったら寂しいだろうな!
人によって、衰え方には差があるようだが、
私って、何か人より早く衰えそう。
まあ、あんまり先取りして悲観してもしようがない!
今、楽しいこといっぱいあるもの!
コメント (5)
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