今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

秋晴れ!!

2020年10月25日 | 徒然なるままに
ようやく晴れました!!

見出しは久しぶりの富士山です。

青空の下での散歩は気持ちがいいですね。


「天高し・・・」を実感する景色です。「秋高し」とも言いますね。

「わが庭の真中に立てば天高し」(山口青邨)

「少年と犬と野を駈け秋高し」(藤松遊子)

天高く・・・と続くと「馬肥ゆる」秋というように食欲の秋でもありますが、

この言葉、中国の「漢書」の「匈奴(きょうど)伝」にある、

「秋至れば馬肥え、弓勁(つよ)く、即(すなわ)ち塞(さい)に入る」

が、その出典だといわれています。

かつて中国では秋の収穫の時期になると、万里の長城以北に住む騎馬民族である匈奴が

秋の収穫物を狙って長城を越えて中国領域に侵入し略奪をはたらくため、

中国としては、秋は国境の警備を増強し、匈奴侵入に備えなければいけない季節でした。

匈奴伝の言葉は、

『秋には匈奴の馬が夏草をたっぷり食べて肥えて力を蓄え、

 匈奴自身も体力が充実し、国境付近の村や町の略奪を始める時だ。』

と言っています。

だから、国境警備を強化する季節だという警句なんですね。

肥える馬は、自分たちの馬ではなくて、敵の馬なんですね。

食欲の秋を謳歌する現在の意味とはまったく違う意味でした。

まあ・・・食欲の秋で、中性脂肪や体重増加という敵に対する警句でもあるかもしれません。

カラスウリ


アオサギとダイサギ


モズ


調整池のカルガモ


またモズ


ススキ・・・花が開くと日に輝いて華やかになりますが・・・もう少しですね。


赤とんぼ


柚子





水面に映る鉄塔

秋になり、空気も水も澄んできます。

水面に青空や雲が映ったりして、水の透明度が引き立ちます。

「水澄む」は秋の季語

「水澄んで木の葉一枚流れ来る」 (深見けん二)

秋の澄んだ水を「秋の水」「秋水」といいます。

「しづけさが落す木の葉や秋の水」 (村山故郷)

春にも同様に「春の水」、「春水」があります。

「下萌を催す音や春の水」 (政岡子規)

同じ水でも、ずいぶん雰囲気が変わりますね。

では・・・(@^^)/~~~





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