今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

秋冷・うそ寒・そぞろ寒

2020年11月14日 | 徒然なるままに
相変わらず、寒い朝になりました。

霞んでいますが・・・


調整池のカルガモ


逆光で・・・


絞りを絞って、光芒を出してみました。


高台橋・・・このアオサギ、昨日もいました。


この時期の定番

数年前まではセイタカアワダチソウが幅を広げていたのですが・・・いつの間にかススキが勢力を増しています。

もう少し下から撮って、高架が写らないようにしたのが良かったかな?


ソヨゴかな?

こんな、赤い実が成っているのを見ると、冬が近づいたと感じますね。

クリスマスのセイヨウヒイラギ(英語名Holly)の赤い実からの連想でしょうか。

ソヨゴの英語名はLongstalk Holly、茎の長いセイヨウヒイラギという意味でしょうか。

セイヨウヒイラギの赤い実の茎は短くて枝についている感じなので、実は赤いけど茎が長いセイヨウヒイラギとい命名みたいですね。

両方とも同じモチノキ科です。


今日の表題の秋冷・・・手紙の書き出しで「秋冷の候」と使われますが、秋になって空気がひんやりと感じられることを言います。

「秋冷の猫撫でやれば転がれり」 (瀧澤伊代次)

「しゅうれい」という語感が透き通ったような冷やかさを感じさせますね。

「秋冷の野に咲くものはこまやかに」 (川口咲子)


暦の上ではもう冬ですが・・・今頃の晩秋に感じる寒さを「そぞろ寒(ざむ)」とか「うそ寒」とか言います。

「そぞろ」は「漫ろ」と書いて、何となくという意味です。

「うそ」は「薄(うす)」が転じた言葉で、ほんの少しという意味ですが・・・

「うそ」のが「そぞろ」よりすこし早い時期を言います。

両方ともわびしさや心細さのイメージを持つ言葉ですが、微妙にその強さが違うように感じます。

「うそ寒や綿入着たる小大名」 (正岡子規)

「そぞろ寒懺悔の椅子の油いろ」 (木村公子)

では・・・(@^^)/~~~

コメント
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