今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は良い天気~♬

2020年10月31日 | 徒然なるままに
昨日から一転、青空の下での散歩です。

少し肌寒い朝になりました。冬がすぐそばに来てるんですね。

俳句に「冬隣り」という季語がありますが、秋も終りに近づいて、冬の到来を感じる今朝のような事を云うのかもしれません。

「藤棚の日のおとろへや冬隣」 (升本行洋)

「クロレラを夫婦で飲んで冬隣」 (達山丁字)

さて散歩

目の前に舞い降りてきて、獲物探しです。


こちらに気が付いて・・・


次はここに着水


少しかすんでいますが、富士山




葦の読みは今は「ヨシ」ですが、元々は「アシ」でした。

日本書紀では日本の別名として「豊葦原(とよあしはら)千五百秋(ちいおあきの)瑞穂(みずほの)国」

(葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国) と書かれています。

万葉集には50首ほどに登場します。雁や、港などといっしょに詠まれた歌も多いです。

葦根之 懃念而 結義之 玉緒云者 人将解八方(作者不明)
葦(あし)の根の、ねもころ思ひて、結びてし、玉の緒(を)といはば、人(ひと)解(と)かめやも
「葦(あし)の根が絡み合っているように、私たちの仲も強く結ばれているですよ、と言えば他の人が割(さ)こうなんてしないでしょう。」

水門 葦末葉 誰手折 吾背子 振手見 我手折(柿本人麻呂)
港の、葦(あし)の末葉(うらば)を、誰(た)れか手折(たを)りし、我(わ)が背子(せこ)が、振(ふ)る手を見むと、我(わ)れぞ手折(ちを)りし
「港の、葦(あし)の葉の先を折ったのは誰ですか?」 「私の夫が(舟から)手を振るのを見ようと、私が折ったのですよ。」

もう一首
安之能葉尓 由布宜里多知弖 可母我鳴乃 左牟伎由布敝思 奈乎波思努波牟
葦(あし)の葉に、夕霧(ゆふぎり)立ちて、鴨(かも)が音(ね)の、寒き夕(ゆふへ)し、汝(な)をば偲はむ
葦(あし)の葉に、夕霧(ゆうぎり)が立って、鴨(かも)の鳴く声が寒さを感じさせる夕べには、あなたを偲(しの)びます。


後年、このアシが「悪し」に通じるとして、その反対のヨシ(良し)となったようですね。

ただ、関西ではお金を意味するお足に通じるため、アシが残っています。

哲学者パスカルは、「宇宙の無限と永遠に対し、自己の弱小と絶対の孤独に驚き、大自然に比べると人間は一茎の葦のようなもので、最も弱い存在である。しかし、人間は単なる葦でなく『考える葦である』」という名言を残しています。

それにちなんで、「考える」「哀愁」「音楽」がアシの花言葉になっています。

逆光で、見辛いですが、ノスリ






カラスが、いじめています。


高台橋、相変わらずアオサギがいます。


ススキ


コスモス








ムラサキシキブ


カラスウリ


ケイトウ




ハナミズキ


もう一度、富士山


数日前から我が家の周りで姿を見せていました。ジョウビタキ

冬鳥が姿を見せるようになりました。冬が近づいていますね。

では・・・(@^^)/~~~


コメント
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