昨日から一転、青空の下での散歩です。
少し肌寒い朝になりました。冬がすぐそばに来てるんですね。
俳句に「冬隣り」という季語がありますが、秋も終りに近づいて、冬の到来を感じる今朝のような事を云うのかもしれません。
「藤棚の日のおとろへや冬隣」 (升本行洋)
「クロレラを夫婦で飲んで冬隣」 (達山丁字)
さて散歩
目の前に舞い降りてきて、獲物探しです。
こちらに気が付いて・・・
次はここに着水
少しかすんでいますが、富士山
葦
葦の読みは今は「ヨシ」ですが、元々は「アシ」でした。
日本書紀では日本の別名として「豊葦原(とよあしはら)千五百秋(ちいおあきの)瑞穂(みずほの)国」
(葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国) と書かれています。
万葉集には50首ほどに登場します。雁や、港などといっしょに詠まれた歌も多いです。
葦根之 懃念而 結義之 玉緒云者 人将解八方(作者不明)
葦(あし)の根の、ねもころ思ひて、結びてし、玉の緒(を)といはば、人(ひと)解(と)かめやも
「葦(あし)の根が絡み合っているように、私たちの仲も強く結ばれているですよ、と言えば他の人が割(さ)こうなんてしないでしょう。」
水門 葦末葉 誰手折 吾背子 振手見 我手折(柿本人麻呂)
港の、葦(あし)の末葉(うらば)を、誰(た)れか手折(たを)りし、我(わ)が背子(せこ)が、振(ふ)る手を見むと、我(わ)れぞ手折(ちを)りし
「港の、葦(あし)の葉の先を折ったのは誰ですか?」 「私の夫が(舟から)手を振るのを見ようと、私が折ったのですよ。」
もう一首
安之能葉尓 由布宜里多知弖 可母我鳴乃 左牟伎由布敝思 奈乎波思努波牟
葦(あし)の葉に、夕霧(ゆふぎり)立ちて、鴨(かも)が音(ね)の、寒き夕(ゆふへ)し、汝(な)をば偲はむ
葦(あし)の葉に、夕霧(ゆうぎり)が立って、鴨(かも)の鳴く声が寒さを感じさせる夕べには、あなたを偲(しの)びます。
後年、このアシが「悪し」に通じるとして、その反対のヨシ(良し)となったようですね。
ただ、関西ではお金を意味するお足に通じるため、アシが残っています。
哲学者パスカルは、「宇宙の無限と永遠に対し、自己の弱小と絶対の孤独に驚き、大自然に比べると人間は一茎の葦のようなもので、最も弱い存在である。しかし、人間は単なる葦でなく『考える葦である』」という名言を残しています。
それにちなんで、「考える」「哀愁」「音楽」がアシの花言葉になっています。
逆光で、見辛いですが、ノスリ
カラスが、いじめています。
高台橋、相変わらずアオサギがいます。
ススキ
コスモス
ムラサキシキブ
カラスウリ
ケイトウ
ハナミズキ
もう一度、富士山
数日前から我が家の周りで姿を見せていました。ジョウビタキ
冬鳥が姿を見せるようになりました。冬が近づいていますね。
では・・・(@^^)/~~~
少し肌寒い朝になりました。冬がすぐそばに来てるんですね。
俳句に「冬隣り」という季語がありますが、秋も終りに近づいて、冬の到来を感じる今朝のような事を云うのかもしれません。
「藤棚の日のおとろへや冬隣」 (升本行洋)
「クロレラを夫婦で飲んで冬隣」 (達山丁字)
さて散歩
目の前に舞い降りてきて、獲物探しです。
こちらに気が付いて・・・
次はここに着水
少しかすんでいますが、富士山
葦
葦の読みは今は「ヨシ」ですが、元々は「アシ」でした。
日本書紀では日本の別名として「豊葦原(とよあしはら)千五百秋(ちいおあきの)瑞穂(みずほの)国」
(葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国) と書かれています。
万葉集には50首ほどに登場します。雁や、港などといっしょに詠まれた歌も多いです。
葦根之 懃念而 結義之 玉緒云者 人将解八方(作者不明)
葦(あし)の根の、ねもころ思ひて、結びてし、玉の緒(を)といはば、人(ひと)解(と)かめやも
「葦(あし)の根が絡み合っているように、私たちの仲も強く結ばれているですよ、と言えば他の人が割(さ)こうなんてしないでしょう。」
水門 葦末葉 誰手折 吾背子 振手見 我手折(柿本人麻呂)
港の、葦(あし)の末葉(うらば)を、誰(た)れか手折(たを)りし、我(わ)が背子(せこ)が、振(ふ)る手を見むと、我(わ)れぞ手折(ちを)りし
「港の、葦(あし)の葉の先を折ったのは誰ですか?」 「私の夫が(舟から)手を振るのを見ようと、私が折ったのですよ。」
もう一首
安之能葉尓 由布宜里多知弖 可母我鳴乃 左牟伎由布敝思 奈乎波思努波牟
葦(あし)の葉に、夕霧(ゆふぎり)立ちて、鴨(かも)が音(ね)の、寒き夕(ゆふへ)し、汝(な)をば偲はむ
葦(あし)の葉に、夕霧(ゆうぎり)が立って、鴨(かも)の鳴く声が寒さを感じさせる夕べには、あなたを偲(しの)びます。
後年、このアシが「悪し」に通じるとして、その反対のヨシ(良し)となったようですね。
ただ、関西ではお金を意味するお足に通じるため、アシが残っています。
哲学者パスカルは、「宇宙の無限と永遠に対し、自己の弱小と絶対の孤独に驚き、大自然に比べると人間は一茎の葦のようなもので、最も弱い存在である。しかし、人間は単なる葦でなく『考える葦である』」という名言を残しています。
それにちなんで、「考える」「哀愁」「音楽」がアシの花言葉になっています。
逆光で、見辛いですが、ノスリ
カラスが、いじめています。
高台橋、相変わらずアオサギがいます。
ススキ
コスモス
ムラサキシキブ
カラスウリ
ケイトウ
ハナミズキ
もう一度、富士山
数日前から我が家の周りで姿を見せていました。ジョウビタキ
冬鳥が姿を見せるようになりました。冬が近づいていますね。
では・・・(@^^)/~~~