今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日もハスの花から・・・

2016年07月11日 | 徒然なるままに
暑いですね・・・すっかり夏の景色です。


ハス池の今朝の様子です。ちょっと枚数が多いですが・・・m(_ _)m


花数が増えてきました。



もう花托がありますね。

この花托の蜂の巣のような穴に最初は緑ですが、熟してくると暗褐色になる実がなります。

この実、甘味があって生でも食べられるんです。

そして、秋には、実が熟して孔から飛び出します。

それを俳句では秋の季語として「蓮の実飛ぶ」って言います。

より遠くに飛ばして、より子孫が残りやすくしてるんでしょうか。

「蓮の実を飛ばして遠き人ばかり」(稲垣きくの)














護岸で、亀が甲羅干し

亀で思い出しました・・・本当はもっと早くに書こうと思っていたんですが・・・タイミングを逸してしまったので、季節外れですが・・・

俳句には面白い季語が結構あります。
春の季語で春の山の明るい感じをいう「山笑う」とか、
晩秋の「雀蛤となる」・・・ちょっと説明がいりますね。
物事の変化が激しいことのたとえですが、古くから中国には晩秋の海辺で群れ騒ぐ雀が蛤になるという
「雀海に入りて蛤となる」という俗信から生じたことばです。

似たような言葉に

世の中には山の芋が鰻になるような突拍子もない、思いがけないことが時として起こるというたとえの「山の芋鰻になる」がありますね。

おっと、脱線・・・亀に関しても春の季語に「亀鳴く」があります。

本来泣かないと言われている亀が鳴く??

元は藤原為家のこの歌

「 河こしの をちの田中の ゆふやみになにそときけは かめそなくなる」

(川向こうの遠い田の中で夕方に何か鳴いている。何が鳴いているのか聞くと、なんと亀が鳴いているのだよ。)

歌われたのは、鎌倉時代ですが・・・

「亀が鳴く」という歌はかなり、当時でもインパクトがあり、また楽しい気持ちにさせてくれたことから、
多くの人々に称えられ、春の歌に季語として詠まれ、現代に受け継がれて来たんでしょう。

「亀鳴くや男は無口なるべしと」(田中裕明)

こんなふうに、詠んでいる人も・・・

「亀鳴くと嘘をつきなる俳人よ」(村上鬼城)

ちなみに、亀の子は夏の季語

「亀の子の歩むを待つてひきもどし」(中村汀女)


では、散歩
もう、孵ってもいい頃なんですが・・・


旦那は下で待機


夏はこの花


「向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ」(前田夕暮)



調整池のカルガモ・・・カワセミが姿を見せる所なんですが・・・一ヶ月ほど見てません。


アオサギ


キジ


ガマ


おじいちゃんの後をおぼつかない足取り追いかけています。


おまけ、我が家のアメリカンブルー


しかし、暑いですね・・・家の中で静かにしているしかありません・・・

明日は、少し和らぐとか・・・明後日はまた梅雨空ですね。

水不足の関東、水源地帯に降ってくれれば良いのですが・・・田んぼのひび割れを見るとちょっと切ないですね。

では、今日の続きは、また明日(´ー`)/~~









コメント
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