石棚沢の3m-2条ノ滝
キャンプ場より作業用道路を歩いて石棚沢出会へ
五ツ目の壊れた堰堤の真ん中を登る
ナメ滝 1
ナメ滝 2
7m大岩の滝
3m-2条の滝
ゴルジュの滝を登る
涸滝5m
20m涸棚
10m石棚
標高1320m二俣を右へ
土溝の上とコバイケイソウ
石棚山上部1401mピーク手前で登山道へ
山神祠の脇に下りる
東沢石棚沢ルート(GPSトラック)
記録
道の駅山北にMリーダーと待ち合わせて、西丹沢自然教室まで車で行く。帰りに下りてくる道の脇にあるある山ノ神にお参りして安全を祈る。西丹沢自然教室近くのキャンプ場の脇から東沢沿いの工事用道路を歩き、途中で沢を渡り、石棚沢出合で装備を着けて出発。一昨日丹沢に雨が多く降ったので増水が気になったが、石棚沢に着いて見ると水は特に多くはなく小川のせせらぎ程度であった。
ゴーロを歩き四ツの堰堤を越し、中央が壊れた五ツ目の堰堤の真ん中を越えて右俣に入りナメ滝を越していく。新緑とナメで気分が良い。すぐに大岩の滝に着いた。左側を流木を利用して登り、快適に越していく。気温が高くなり水が気持ち良い。
3m-2条ノ滝を越すとゴルジュに入り、チョックストーン風の滝やV状滝も階段状で水に入り楽しく越して行く。次の6m二段滝は右側の割目を登った。苔の生えた上が切り立って滑りそうな5mの滝は無理をしないで左角を登った。
大岩がある標高1050mの二俣を左に入り標高1080mの二俣を右に行くと崩れが目の前に現れ、沢に沿って左に曲ると涸滝5mが現れた。右側から登ると奥にこのルート最大の20m涸棚が見えた。下は登れそうだが、上は良くわからないため右から巻くことになった。巻きもグズグスの所があり、確保してもらい涸棚の上に出た。この後10m石棚を登るとゆるい勾配の土溝となり沢が終わった。標高1300mの二俣を右に入り少し行くとブナの木の下に出て土溝がなくなった。この辺はブナの林で新緑がきれいだ。少し登り登山道に出て装備をはずした。
下りは板小屋沢ノ頭まで登山道を下り、そこからバリエーションルートの北西尾根を丹沢自然教室まで下った。
板小屋沢ノ頭への尾根の分岐には、ロープがあり「この先登山道ではありません」との標識があり安易に入らないように注意書きがあった。板小屋沢ノ頭から崩壊地西の尾根を目指して下る。右側に崩壊地が現れ、北西のヤセ尾根を注意深く下って行くと、標高1000m付近より坂が急になり、木につかまりながら下りた。
標高930m付近より坂がゆるくなり一息ついた。標高880mの尾根分岐には赤い印が木に付けられていた。北西尾根から西尾根に乗り、標高730mで北西から西の尾根を下ると標高670mで兎の耳状の尾根に出て方向を修正しに西丹沢自然教室前の山ノ神の祠まで下った。
沢は短かったけれど、巻きのルートの取り方など楽しく勉強になった沢であった。
コースタイム・天気 曇
道の駅山北6:00―西丹沢自然教室6:20~30―石棚沢出合6:40~7:10―780m二俣7:50―920m二俣8:25―1020m二俣8:55―1080m二俣9:05―石棚山上1390m登山道11:15~45―板小屋沢ノ頭12:30―西丹沢自然教室14:00 遡行4:15、 下り2:15