晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

北海道の山旅 カムイエクウチカワシ山

2014-09-18 19:48:49 | 登山
三段滝中段付近


期日: 2014年8月28~29日


  札内川ヒュッテまで車で入り、七ノ沢出合まで歩き、そこから沢の右岸や左岸を歩いて八ノ沢のテン場まで登った。ここにツェルトを張り一泊し、29日早朝に頂上を目指して八ノ沢を遡った。999m付近の三俣から中央の沢に沿って赤テープや踏み跡を頼りに登り八ノ沢カールに到着。
  ここからひと頑張りしてカムイエクの頂上を踏んだ。帰りはカールからは道を間違わないよう注意して下り三俣にに無事到着。
  三俣からは二回渡渉し、基本的に左岸を歩いてテン場に戻った。
  時間に余裕かあったのでツェルトを撤収し七ノ沢出合まで基本的に左岸を歩き林道に戻った。行きより歩きやすかった。6:34 暗くなりかけた時に桂トンネルのゲート(札内ヒュッテ)まで戻った。 満足したカムイエクであった。




     札内ヒツテ横のゲートより出発


     七ノ沢出合より沢を歩く


     七ノ沢を渡渉し中洲へ


     中ノ沢手前530m付近で左岸から右岸へ渡渉 流れが強く注意して渡った 530m付近


     665m付近で左岸から右岸に渡る


     右岸を歩き八ノ沢出合に到着


     少し行くとテン場が見えた


     我々もここでツェルトを張った 焚火を焚いて周りの人と談笑した テントは八張り程あった 
     今夜はご飯を炊きおいしい夕食 


     29日は明るくなったら出発した 登りは沢を登った


     カムイエクが見えてきた  右ピークがカムイエク


     900m付近で左から沢が滝となって流入 すばらしい


     999m三俣 右沢付近には少し雪が残っていた  中央の沢の右側を登る


     中央の沢の右側(左岸)を登って行く


     1080m付近で左へトラバースする  上にもテープがあつたのでここを直進してしまい間違ってしまった
     間違いに気付き戻ってテープがある所を左に行く りっぱな踏み跡があった
     ここで間違う人が多いので注意が必要


     1100m付近まで戻って右への踏み跡に入る


     三本滝の下、右側を登って行く


     沢を渡渉し左のガレ沢に入る 落石による事故が多いので注意が必要 ロープが張ってあった


     ガレ沢を登り左へトラバースすると三段滝の下に出た 雄大な滝で素晴らしい


     三段滝中段 1300m付近も右側を登って行く


     三段滝の落ち口 1330m付近 さらに登って渡渉し左側へ  途中で湧水地点があった


     八ノ沢カールに到着 1530m付近


     八ノ沢カールから稜線を望む  福岡大生の遭難碑があった 合掌


     急坂を登って稜線へ 1695m付近


     岩場よりハイマツの登山道となる


     カムイエクの頂上 かなり良い展望であるが山の名前は分からなかった 幌尻岳も見えるという


     帰る方向のピラミッドピーク


     八ノ沢カールから振り返る 下りは右方向へ


     沢の右岸を下ると湧水地 1500m付近


     右岸から左岸へ渡渉


     左岸を下る 赤テープがある 1330m付近


     1260m付近で左へトラバースする


     ガレ場を注意して下る (下より振り返って) 1220m付近


     再び左へトラバースする  1220m付近


     上のテープより下って来た 1210m付近にて


     来た方向を振り返る 1135m付近(画面左より右に来た)


   下からくると左へ行く所 テープがある (振り返って)


     999m三俣に下りてきた 
     渡渉もあるが基本的に左側を歩き八ノ沢テン場に戻った
     ツェルトを撤収し七ノ沢出合まで下る


     八ノ沢から下り二回目の渡渉  670m付近  こちらも基本的には左側に登山道がある 所どころ不明な所もある


     もうすぐ仲ノ沢出合い  左岸640m付近


     七ノ沢近くの中洲を歩く 595m付近


     七ノ沢出合に到着 590m付近  

     ここから林道を一時間半歩いて札内川ヒツテまでおりる。 
     どうにか暗くなる前18:37に無事ヒュッテに到着。
     楽しかったカムイエクを思い出し満足感で一杯になった。



     カムイエクGPSトラック その1


     カムイエクGPSトラック その2


     カムイエクGPSトラック その3



コースタイム、天気
8月28日(木) 晴
 道の駅コスモール大樹8:20=札内川ヒュッテ9:15~35―七ノ沢出合11:30~12:00―八ノ沢テン場13:50
8月29日(金) 晴
八ノ沢テン場4:40―三俣―八ノ沢カール―稜線―頂上10:33~55―八の沢カール―三俣―八ノ沢テン場14:34~15:10―七ノ沢出合17:37~45―札内川ヒュッテ18:07~50=更別福祉の湯20:100 
  行動時間 13:27

記録
 8月28日
  札内川ヒュッテゲートから歩きだす。林道歩きは辛くて長い。地元の人は自転車で来ると言う。途中崩れた林道の修復工事が行われていた。工事関係者はユンボを止めて丁寧に通してくれた。
  七ノ沢出合に着くと7名程のグループが渡渉して歩きだした所であった。

赤テープを頼りに沢を歩いて行く。始めは七ノ沢を渡り中ノ島の中や右側の倒木帯を通り二回目の渡渉。流れが強く手をつないで渡渉して左岸に渡る。しばらく左岸の踏み跡を歩き625m付近の赤テの所で右岸へ渡渉。水量がまだ多いので川幅が広い所まで戻って渡る。この後は右岸の林の中の踏み跡をたどって660m付近で三回目の渡渉し右岸へ渡る。水が少なくなり問題なく渡渉。

沢が南西へ曲る所の右岸を行くと開けた所に出て八ノ沢出合に到着。ガイドによればすぐにテン場があるはずなのに、見当たらない。少し行くとテントが見えた。テン場は沢の岩ゴーロから少し入った平らな所。
ツェルトとタ―プを張り今夜の快適な宿。テントは八張り程あった。7名グループはツアーであることが判明。二人グループや他の人達と情報交換をする。
焚火を起こし、ご飯を炊いておいしい夕食。明日は明るくなり次第出発。

8月29日
  昨日のオキを起こして火を焚き朝食をすばやく食べて出発。沢のゴーロを歩いて行く。所々渡渉したりして行くと前方に1885mピークが見えてきた。左から入る二本の沢もすばらしい滝で流入。900mの沢は登れそうな100m程の滝ですばらしい。999m三俣に到着。三俣の雪渓は少ししか残っていなかった。

前方中央にはすばらしい斜瀑。この沢右側を登って行くのであるが、1100m付近で左に行く所を間違えてしまい直進して1270mまで登ってしまう。間違えて直進した沢に赤テープがあったのに惑わされた。
1100mのテープが三つある所まで引き返して左の踏み跡(赤いテープを巻いた石があった)に行き、トラバースして隣の沢に入り、中央の沢の脇を登って1180m付近で沢を渡渉し左側の石ゴロのガレ沢に入りさらに左岸に移つる。すばらしい三段滝と隣に流入する沢が見えた。三段滝の右側を登り1340m付近で渡渉して右岸に移りカールへ出る。途中に水が噴き出している札内川源頭があった。

カールに出て踏み跡をたどり福岡大生の遭難碑にお参りして稜線に向かう。山は既に秋の様子。ハイマツの稜線をたどると一等三角点のある頂上。頂上を示す小さな標識があった。残念ながらエサオマントッチベツ岳方面とピラミッド峰は見えたが遠くは霞んで良く見えなかった。展望を満喫して戻った。三俣からは基本的に左側の踏み跡を探して八ノ沢テント場に戻った。所々沢から崩れたガレが踏み跡を消しているが河原歩きではないので比較的楽に下ることができた。
 
八ノ沢テン場には14:34に到着したので、ツェルトを撤収して暗くなる前に七ノ沢に着けるとの予想で七ノ沢出合に向けて沢を下った。ここからの下りも663m付近の右岸から左岸へ渡渉した後は、原則として左側の踏み跡をたどることにした。一部枝沢のガレで不明な所があったが沢のゴーロを登るのよりは楽に下ることができた。613mで二回目の渡渉をして左岸から右岸に渡り中州を通って七ノ沢出合で最後の渡渉をして林道に戻った。ここには相変わらず自転車が三台程止めてあった。ここから一時間半歩いて暗くなる直前に札内ヒュッテに戻った。行動時間13時間27分の長い一日であった。
  天気がよくなり、カムイエクに登ることができて満足した。
  この後、更別福祉の湯で二日分の汗を流してさっぱりした。露天風呂もありいい温泉であった。




      

    



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