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笹山(黒河内岳)頂上 ガスで展望はない 残念
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奈良田の吊橋 吊橋の脇の駐車場に車を置き吊橋を渡る 吊橋の入口に「笹山」の標識がある
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吊橋を下りて左折し湖に沿って行くと白河内沢の渡渉 上流を渡るも靴の中に水が入る
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奈良田第三発電所入り口を右折して200m程進むと登山口
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登山口の標識 急坂を登っていく
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標高1090m 山ノ神 尾根を登っていく 脇に寄り添った木がある
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標高1603m 水場入り口の標識
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標高2230mの崩壊地 ここで昼食 きつい登り
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標高2256mの「笹山-奈良田」の標識
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標高2340mのテント場 焚火の跡がある
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石楠花がまだ咲いていた
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標高2700m付近よりようやくゆるい坂道となる
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笹山(南峰)頂上 ガスで展望はない 石楠花が咲いていた
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笹山北峰 同じく展望はない 残念
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ハイマツの道を行く
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白河内岳手前の下の沢状地(テントを張っている人もいた) 先に進む
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白河内岳頂上 道がはっきりしない ケルンを探して歩く
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大籠岳頂上 下った鞍部(標高2700m)にテントを張る
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大籠岳下の鞍部のテント場より広河内岳方面を望む
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130m程登ると広河内岳頂上 標識がなく分かりづらい 登って来た大籠岳方面へは南東の方向で、大門沢へは北東の方向、こちらへは少し行くとペンキの印がある
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大門沢方面 ハイマツと石の道で所々分からなくなる
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大門沢降下点 北岳、間ノ岳、農鳥岳から縦走の人が多い
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標高2100m付近のお花畑 ニッコウキスゲとシモツケソウ
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標高1910m 一本丸太橋 1 ロープがあり安心
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標高1840m 揺れる梯子状の橋 2 危ない橋
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大門沢小屋
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標高1640mの桟道
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標高1610m 二本丸太橋 4
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標高1240mの丸太橋 5
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標高1140m 大古森沢の渡渉 向こうの岩から手前の岩へ渡るのが難しい
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大堰堤を過ぎると、標高1050mで林道(登山口)に出て下山 厳しい大門沢下山道も終了
記録
笹山は、鶏冠山、鋸岳と共に山梨百名山の中でも難しい山と言われている。鶏冠山は、既に一昨年石楠花の時期に登って楽しかった。笹山は、かつては転付峠から大門沢降下点へのコースとして登られていて、かなりコースが分かりづらく厳しい山との評価であった。一昨年に、奈良田から笹山に登るダイレクト尾根の登山道が整備されたとwebで情報を得た。行きたいと思っていたが、決心がつかなかった。天気が良い日が続いたので7月末に行くことにした。台風一過、天気になることを期待した。
予定の時間より早く奈良田に着いた。途中の早川では水が濁っており少し心配であったが、奈良田の吊橋では天気が良く流れも穏やかであった。
吊橋の麓に車を置き出発。長い吊橋の所に笹山の標識があった。無事に吊橋を渡り、湖に沿って歩いてくと、白河内沢に着いた。橋がなく流れも深く水に濡れそう。上流にやや浅そうな所を見つけて飛び石伝いに渡ったが水が少し靴に入ってしまった。
少し行くと奈良田第三発電所の門があった。ここを右に曲がり200m程行くと笹山登山口の標識があった。左に曲ってジグザクの道を登り発電所の施設の金網がある急坂を登り尾根に出た。
山ノ神の祠があり、ここからやや緩い登りとなりホッとする。尾根にははっきりした印があり、踏み跡もしっかりしている。杉林から広葉樹になった道を登って行く。普通の坂であるがきつい。
標高1500m付近よりやや楽になりグングン登る。1603mに「水場入り口」の標識があった。また急な坂になり、汗をたらしながら登るとやや緩くなり、また急坂になる繰り返しである。一時間に400m程標高を稼ぐ。相変わらず樹林帯の中で展望はない。崩壊地の開けた所で昼食にした。少しザックが軽くなった。
坂がゆるくなると標高2256mの「笹山―奈良田」の標識に到着。倒木に苔が生えて南アルプスらしい雰囲気。2300m付近で女性の単独行者に会う。朝4:30に出発して10:00に頂上に着いて引き返してきたという。すごく速い人だ。
再度急坂を登り大岩を過ぎると石楠花が咲いていた。気温が低いのを実感する。いつの間にか汗は乾いていた。坂がゆるくなったと思ったら広場に出た。良く見ると風雨にさらされた柱が立っており、笹山と記されていた。やった、頂上だ。残念ながらガスがかかり塩見や北岳、笊ヶ岳などの展望はない。少し南に行き三角点を確認した。
予定より早く着いため先に進むことにした。磁石を北峰の方向に合わせて進む。稜線より少し下がって北西に進むと笹山北峰に着いた。ここも展望がなく岩稜帯を歩いて行く。ハイマツ帯の道を抜けるとまた岩の道になった。遠くにテントが見えた。今日三人目の人だ。二軒小屋ロッジから蝙蝠岳、塩見岳、熊の平、間ノ岳と歩いてきたという。こういうコースもすばらしい。ガスで分かりづらい道を磁石とケルンで道を探しながら歩くと白河内岳。相変わらず展望はない。さらに進んで大籠岳に到着。この先を下った鞍部にテントを張った。
朝になり眺めを期待したが、塩見岳が少し見えただけでまたしてもガスで閉ざされた。ケルンを探しながら岩稜帯とハイマツ帯の道を登って広河内岳に着いた。ここにも立派な山頂標柱があった。しばらくすると北方向より二人の青年が現れた。考えていた大門沢降下点の方向と違ったため驚いた。
改めて地図と磁石で方向を定めるとそちらの方向であった。この頂上は標識が無く注意が必要である。
大門沢降下点に着くと農鳥岳から数人のグループが下ってきて一気ににぎやかになった。
岩ゴロの急坂を下りニッコウキスゲやシナノオトギリの咲くお花畑を過ぎると1910mの一本の丸木橋である。上にロープが張ってあり安定して渡ることができた。なかなか面白いコースである。すぐに大門沢小屋。看板もすてきでなかなか趣がある。ここで一休みして後は一気に下った。渡渉や橋などまだまだ楽しめる所があった。大きな堰堤の脇を下ると林道へ出て縦走も終わった。
大門沢の下山道は、岩ゴロや丸太橋、渡渉、長い吊橋と結構きついコースであった。下山だけを考えたら笹山の下山道がやさしいと思われた。
コースタイム・天気
7月23日 晴後曇り
秦野中井4:30=御殿場5:20=奈良田吊橋7:10~35―第三発電所7:50―1603m水場案内標識9:35―2256m笹山標識11:44―笹山南峰13:10~50―北峰14:00―白河内岳15:15~20―大籠岳16:00―鞍部テン場16:20 登り、5:10、行動時間7:10
7月24日 曇
鞍部テン場5:20―広河内岳6:25~40―大門沢降下点7:20~40―お花畑8:45―1910m丸太橋1, 9:10―1840m梯子橋2, 9:20―大門沢小屋9:25~50―1680m丸太橋3,10:00―桟道10:28―1610m丸太橋4,10:13―1240m丸太橋5:13―1140m渡渉11:35―水取り入れ口11:43―林道(登山口)12:03―県道37号12:25―奈良田吊橋12:55 下り、5:23、行動時間7:35
メンバー: 一人
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