晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

1014   南アルプス 仙丈ヶ岳 (春山)

2023-09-12 15:25:38 | 登山

         小仙丈ヶ岳より仙丈ヶ岳山頂を望む

 

期日  :  2010年4月25~26日(日~月) 

メンバー   :  (L)Akky、S.kasahara、K.nakamura

 

コ ース タ イ ム

4月25日 晴  一日目

   相模湖IC 9:40=伊那IC 11:19=道の駅11:50~12:50=仙流荘13:10~14:10=(バス)=歌宿14:50~55―北沢峠長衛荘(泊)16:20

4月26日 快晴  二日目

   長衛荘6:10―三合目7:20~30―四合目7:47―大滝ノ頭(五合目)8:15~25―森林限界8:50―小仙丈ヶ岳9:30~40―頂上下2980mピーク(引き返す)10:35~55―小仙丈ヶ岳11:40~50―小仙丈ヶ岳下(昼食)11:55~12:10―大滝ノ頭12:30―三合目13:00―長衛荘13:50~14:20―歌宿15:35~16:15=(バス)=仙流荘16:50~17:05=伊那IC 17:55

    歩行時間 :一日目 1:25、二日目 8:55、 距離   : 一日目 6.7km、二日目14.9(8.2+6.7)km

    標高差  : 一日目2032-1680=352m、 二日目2980-2032=948m 

              仙丈ヶ岳ルート(往復)

         仙丈ヶ岳ルート標高(往復)

 

記録

4月25日 (一日目)

   3月の連休に計画し中止になった仙丈ヶ岳に元気な人三人で行くことが急遽決まった。林道歩きは長いため、南アルプス林道バスが運行している初日に行くことにした。今日は5月の連休前であり日曜日にもかかわらず高速道路はガラ空きであった。

 南アルプス林道バスが発着している仙流荘前はピンクのヤマモモの花が咲いており、唐松も芽生えてすてきな風景であった。バスの運転手の鋸岳などの解説を聞きながら歌宿に到着した。鋸岳が挑戦するようにそびえている。ここから1時間30分の林道歩きである。くずれた所や石が落ちてくる所を注意して、鋸岳や甲斐駒ケ岳を眺めながら歩いたため舗装道路歩きは苦にならなかった。道路の周りに雪が出てくると長衛荘に到着した。

           仙流荘のバス停よりバスで出発 ピンクはヤマモモの花

       仙流荘バス停より鋸岳と甲斐駒ヶ岳を望む

                     歌宿より鋸岳

                甲斐駒ヶ岳を望む

 

  今晩は小屋開けの初日で、我々で貸し切り状態であった。到着するとお茶が出て説明も親切であり、山小屋もずいぶん変わったとびっくりした。自炊の夕食は、カレーとサラダ、ハムと豪勢であった。持ち込んだ缶ビールといただいた缶ビールを飲み、おいしい夕食をいただいた。部屋はストーブが焚かれ温かく小屋のありがたさを実感した。

              25日の夕食

 

4月26日 (二日目)

  小屋の前からアイゼンを着けてシラビソの大木の林の中を登っていく。登山口でも30cmほど雪が残っている。今年は雪が少ないが寒く多く残っているとのことである。快調に登ってきたが、三合目下と四合目下は急坂。大滝ノ頭の下は雪の両側が切れ落ちていて注意して登った。

           長衛荘前よりアイゼンを着けて出発

             樹林帯を登る

             四合目下の急登

 大滝ノ頭を抜けると森林限界を越えた急坂である。鋸、甲斐駒、栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山が見えた。

          六合目森林限界より鋸岳、甲斐駒ヶ岳

             栗沢山、アサヨ峰

             鳳凰三山

   前方には白い大きな雪山、小仙丈ヶ岳がそびえており圧倒される。白く広い急坂を旗に沿って直登し、喘ぎながら小仙丈ヶ岳に着いた。雪山は体力勝負である。ここから南には大きな小仙丈カールが見えた。西には、中央アルプスと北アルプスも見えた。振り返ると鋸岳、甲斐駒、鳳凰三山もすばらしい。これまで三回登っているがいつもガスがかかり見えなかったので感激もひとしお。小仙丈ヶ岳の下りの岩場は予想した通りナイフリッジになっていた。アイゼンをきかせ、ピッケルを使い慎重に下る。

        小仙丈ヶ岳下の急登 先行するKさん、Nさん

  小仙丈ヶ岳にて 標識の頭が見えた

      小仙丈ヶ岳より仙丈ヶ岳山頂と大仙丈ヶ岳カール

              小仙丈ヶ岳先の岩場

  また急な斜面を登る。空気が薄くつらい。岩の小ピークを巻いて進む。右側は急坂で緊張する。かなりの斜面を登ると右側に仙丈ヶ岳が見えてきた。後20分程で頂上であるが、引き返す時間11時になってしまった。鋸岳、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、富士山、北岳、間ノ岳 笊ヶ岳、塩見岳、千枚岳、聖岳、中央アルプスの展望をカメラに収める。

  あと20分程で山頂であるが、 時間切れで山頂下の岩場 標高2980mより引き返すことにした

      あと20分で山頂なのに残念 (右端ピークが山頂)

          北岳と間ノ岳

                  小仙丈ヶ岳を登り返す

             稜線を戻るKさん

                   帰って来た稜線を振り返る

               小仙丈ヶ岳からの展望

    甲斐駒と栗沢山、アサヨ峰

              北岳と間ノ岳

     栗沢山とアサヨ峰、鳳凰三山、北岳

            小仙丈ヶ岳から仙丈岳に別れを告げた

      北沢峠登山口に下山  歌宿まで林道を歩く

  帰りは、大滝ノ頭の下の痩せ尾根の下りに気をつけて下った。

          歌宿への林道から鋸岳が見えた  

 

 

 

 

 

 

 


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