必然的なヒストリー

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【篤姫レビュー】名君怒る

2008-01-27 20:46:04 | 大河ドラマレビュー《篤姫》

妙なサブタイトルだと思いました。タイトル名が「文」になっていることは珍しくはないと思うのですが、何だかなあ。

そして、何よりも。トメグループが一気に寂しくなりました
こうして見ると、今年の大河ドラマはそこまで豪華キャストで布陣しているわけではないのだな・・・と思ってしまいます。真野響子、涼風さんすら出てこないとは。OPクレジットの為に顔だけでも出演させておけばいいのに。

今回の主役は島津斉彬
島津斉彬といえば、国旗として「日章旗」デザインを提案したことで有名で、他にも洋式軍艦を造ったりと欧米列強と対等に渡り合う基礎を築き上げようとしていました。
今回の彼には世界に対する先見性を垣間見る事が出来ませんでしたが、今後その能力がドラマでどのように描かれるのか今から楽しみです。

他は、まあ、特に心残るシーンはありませんでした。
敢えて言うならば。
島津四家とあれだけドラマで語っておきながら、斉彬謁見シーンで2家しか出てこなかったのには笑いました。残りの2家もちゃんと描いてやれ。
見ていて面白かったのは長塚京三さんの変なコントだけでした。長塚さんと宮崎さんのやり取りを見ていて、どこの学園ドラマかと思ってしまいました。

あと、勘違いしていたのですが大久保さんの謹慎はまだ解けていなかったのですね。どれだけ展開が遅いのだ、このドラマは。

1ヶ月見続けての感想。
姫様はさながら「エジソンの母」に出てくるあの子供みたいですね。正論を吐くのだけれども、時と場所を選ばずに感じた事・思った事を口に出してしまう性格はそっくりだと思いました。
しかしながら。周囲の空気を気にせずに質問できるのは、子供の特権だと思うのです。今回姫様が言ったことを、例えば榎木孝明(の役)が言っていたら、違う展開になっていたことでしょう。
姫様は「子供の特権」を利用して、どんどん自分なりの考えを持ち、成長していって欲しいです。


次週のタイトル。
「日本一の男」
わけが分かりません。


8 コメント

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見ててヒヤヒヤする娘やなぁ。 (がてう)
2008-01-27 21:26:08
ドラマは今は、交響曲の序奏が終わって第一主題に入ろうかなというところでしょうか。
今日も脈絡のない感想をぐだぐだと。

島津斉彬に謁見する練習は確かに笑えました。でも、実際にあればこんなにほのぼのしないと思うけど。
ストーリーの展開を考えたら、お由羅さんはひょっとしたらもう退場?何だかもったいないような気がする。
ラストで篤姫に惚れた奴が出てきましたが、コイツ誰やねん?と思ってWikiを見たら島津右近、のちの島津久治だとか。初めて聞く名と思いさらにWikiを見たら・・・なんか情けな~い感じの人物、あの俳優さんの演技がそれを示唆してたなぁ。
あと、哲姫役の娘、いったい誰?と思いこれもWikiを引いたら、う~ん、初耳だ。
どんな娘かはぼちぼち調べよう。
右近登場! (琉河岬)
2008-01-27 22:07:15
がてうさん、こんばんは!

>島津右近、のちの島津久治だとか
彼は原作ではダメ男の代名詞みたいな扱いをされていました(笑)。私のイメージでは劇団ひとりとか阿部サダヲ辺りがいいな~と思っていましたが、今回出てきた俳優さんもいいダメップリを発揮してくれそうで次回が楽しみです。
まさか彼の事を「日本一の男」と言っていたりして・・・。

>お由羅さんはひょっとしたらもう退場?
斉彬死亡前後に登場する可能性はありそうです。あのキャラがアレだけで終わらないような気がします。というより登場して欲しいですね~。
全くその通りなんですけど (なおみ)
2008-01-27 22:10:27
琉河さん、こんばんは。
>他は、まあ、特に心残るシーンはありませんでした。
そうなんですよね・・・ホント「突出」したエピも何も無いんで「だーっ」と筋だけ追ったレビューになっちゃて(笑)
昨年の大河に比べて「アクセス数」も激減ですよ(苦笑)

>次週のタイトル。
「日本一の男」
わけが分かりません。
・・・まあ大分慣れましたけどね。昨年は書いていて「燃え尽きたぜ」ってカンジでしたから・・・スゴク楽ですよ!
よく言えばほのぼの・・・ (琉河岬)
2008-01-27 22:16:31
なおみさん、こんばんは!

今回はちょっと退屈な回でしたね~。こんな話で一話使うのならば、お由羅騒動をもっと引き延ばせばいいのに・・・と思ってしまいました。

>スゴク楽ですよ!
ああ、何だか分かります!
私なんか去年と比べてレビューを書き上げる時間が半分以下になりましたよ。
今回の「心に残るシーン」 (麦わらぼうし)
2008-01-28 15:23:38
今回、私の心に残った(?)シーン。
於一の兄ちゃんに「ちょっと手洗い、すぐ戻る」と言いながら、於一から話を聞いたとたん「大久保さんに知らせなきゃ!」と、飛び出して行った尚五郎。
大久保さんちに着いた時点ですでに夕暮れ…
於一の兄ちゃんはその間、ず~~~っと待っていたのだろうか…
こんな話の進行上どうでもいい事がすごく気になったりします

残された者の挽歌 (琉河岬)
2008-01-28 22:02:45
麦わらぼうしさん、こんばんは!

>於一の兄ちゃんはその間、ず~~~っと待っていたのだろうか…
自分より格下の者には厳しそうに見えて、実は人が良さそうなお兄さんですから、日が暮れても尚五郎の帰りを待っていたに違いありませんて!
もしかしたら、1時間過ぎた辺りからベソをかき始めたかもしれませんよ。
Unknown (姫だるま)
2008-01-29 10:47:12
哲姫役の吉高由里子さんは、蜷川幸雄監督の映画「蛇にピアス」の主演女優で今年注目の19歳です。
が、姫様にしてはちょっと舌足らずな台詞回しでしたね。それともおにいちゃん共々そういうキャラクター設定なのかな?

今回一番驚いたのは久光にはこんなに大きな子供がいたのかということです。部屋住みの次男坊かと勝手に思い込んでいたのですが、四家の当主だったのですね。
哲姫について (琉河岬)
2008-01-30 21:19:37
姫だるまさん、こんばんは!

哲姫は久光が22歳の時の子供で、作中ではおそらく10代前半だと思います。しかも、篤姫よりも年下なんです。
吉高さんは宮崎さんよりも大人っぽく見える方なのでちょっと不思議な感じがしますよね。

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