Tenkuu Cafe - a view from above

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-空から見るからこそ見えてくるものがある-

海に流れ落ちる谷 - 国東半島

2009-05-24 | 九州
周防灘上空より国東(くにさき)半島北部を眺める。
大分県北東部に位置し、周防灘、伊予灘、別府湾に向かって、丸く突き出た半島で、中央に位置する標高721mの両子(ふたご)山から放射状に海へと下がる28の谷が半島に刻まれている。海岸線は北部においては小さな入り江と岬が連続するリアス式海岸となっている。谷には村ができ、来縄(くなわ、現・豊後高田市)・田染(たしぶ、豊後高田市)・伊美(いみ、国東市国見町)・国東(国東市国東町)・安岐(あき、国東市安岐町)・武蔵(むさし、国東市武蔵町)という名が付けられた。この村を中心に奈良時代から平安時代にかけて、「六郷満山」と呼ばれる神仏習合の文化が栄え、今なお、数多くの寺社仏閣や石仏・磨崖仏がある。
正面竹田津港には山口県の徳山と結ぶフェリー基地があり、下松、周南、防府などへ勤める人も利用しているという。また、七不思議の伝説やキツネ踊りで知られる姫島へは国見町の伊美港からフェリーがむすぶ。





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