北海道の空の玄関、新千歳空港のほど近く、道内随一の交通量を誇る国道36号線の傍らに、「美々川」(びびがわ)という川が流れている。とても短く小さな川だが、その名に違わぬ美しさで、原始の姿を留め、様々な生命に恩恵を与え続けている。
かつて、この一帯は「勇払原野」と呼ばれ、釧路湿原に匹敵する広大な湿原地帯であった。人はこれを「不毛の大地」と呼び厄介者扱いしてきた。開拓の鍬が原野に入り、厳しい環境での農地造成、そして苫小牧東部大規模工業開発の舞台となり湿原は乾いていった。こうして開発が進む中、美々川とウトナイ湖は、かつての勇払原野の面影を残す、唯一の場所となってしまった。
かつて、この一帯は「勇払原野」と呼ばれ、釧路湿原に匹敵する広大な湿原地帯であった。人はこれを「不毛の大地」と呼び厄介者扱いしてきた。開拓の鍬が原野に入り、厳しい環境での農地造成、そして苫小牧東部大規模工業開発の舞台となり湿原は乾いていった。こうして開発が進む中、美々川とウトナイ湖は、かつての勇払原野の面影を残す、唯一の場所となってしまった。
こんばんは!今、焼酎を飲みながらお邪魔させていただいております。美々川って言うんですか、きれいな川ですね。この紫色がかった川の色は本当の色ですか?それとも、sogoさんのカメラの特性なんですか?それにしてもいい色ですね。ブルーでもなくパープルでもなく、不思議な色ですね。本当にsogoさんはいい絵を撮られますね、感心してしまいます。
道と同じく川も曲がった方がいいですね。近代土木では、曲がりくねった川は治水の面で問題ありとされ、ショートカット工法といって、曲がりくねった川を真っ直ぐにしてしまうのがよしとされていました。おまけに護岸はコンクリートで覆い、まるで巨大な排水路のような川にしてしまっているから始末におえません。
最近、曲がりくねった川は水の浄化作用という面で優れているということが分かり、極力そのままにしようという流れになってきています。韓国では現大統領のイ・ミンパクがソウル市長時代に、蓋をして巨大下水溝だったチョンゲチョン川の蓋を取り自然の川に戻す大事業を成功させています。いわゆるチョンゲチョン川の奇跡というやつです。日本のありとあらゆる自治体の議員や専門職員がこのチョンゲチョン川の見学に押し寄せていると聞きます。その事は、それだけ日本の川は疲弊しているということの証しだと言えると思います。
いい表情をした川というのはいいものです。日本は「いい海」と「いい川」と「いい山」の3点セットが生命線であると言っても過言ではありません。日本全国からいい表情をした川がだんだんと消えていっています。さみしい限りです。その面では、北海道の川というのはまだいい表情したものが多いような気がします。
sogoさんのすばらしい美々川の写真を見て、そんなことを思いました。では、酔いが回ってきたのでこの辺で終わりにします。おやすみなさい!!
おはようございます。
毎回のコメントを入れてくださり恐縮です。
ご質問の川の色についてですが
機窓から写真を撮る場合、はっきり言って、被写体の色とか形とか、あまりじっくりと
確認している余裕はありません。
つまり、通り過ぎる一瞬に、フレーミングするのが精いっぱい。
写真が出来上がってから、「こんな色だったんだ…」という感じです。
飛行機の窓は二重構造になっていますから、あまり正確な色はでないと思います。
(ちなみに私のカメラはコントラストが強めに設定してあります)
この日は、天気があまり良くなくて、曇天でした。
柔らかい光線が、このような色を出してくれたのでしょうか?
特に水面は、角度が少し変わるだけで、色が変化しますから
飛行機の高度が変わったり、旋回したりすると、写真の印象は全く違ってきます。
同じ写真は二度と撮れないのです!
早速の回答、ありがとうございます。よく理解できました。