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北陸道最大の難所 - 親不知(おやしらず)

2009-05-18 | 関東
海とアルプスを直結。「親不知」の断崖から、北アルプスの朝日岳(2,418m)に伸びる栂海(つがみ)新道は標高差2400m、全長27kmの尾根を踏破する。 国内唯一、山から海へ、また海から山へと縦走できる。青海町の「サワガニ山岳会」のメンバーが、11年の歳月をかけて切り開いた道。昭和46年に北アルプスの3,000mから海抜0mが繋がった。
「親不知」は北アルプスの日本海側の端、新潟県糸魚川市、JR北陸本線の青海駅から市振駅の間に位置する約15Kmにわたる崖が連なった地帯。断崖は北アルプスの北端が日本海によって侵食されたために生まれたものである。
越後国と越中国の間を往来する旅人は、この断崖を海岸線に沿って進まねばならず、古くから北陸道(越路)最大の難所として知られてきた。
「親不知」の名称の由来は、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道である事から、とされている。