猛々しい槍・穂高の峰々とは対照的に、三俣蓮華岳(2,841)、双六岳(2,660)は、ふっくらとした、たおやかな山容である。生クリームをかけたような滑らかな山腹は、見ていて心がなごむ。
槍・穂高連峰から続く主稜線は、ここから、後立山連峰と立山連峰に分かれる。長野県、岐阜県、富山県の3県の境の山であり、黒部川、高瀬川、高原川の源流ともなっている。
高山植物が咲き乱れる山として知られ、この豊富な残雪の融けるのを待つようにして、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、チングルマなどの花の群落が山を覆う。
槍・穂高連峰から続く主稜線は、ここから、後立山連峰と立山連峰に分かれる。長野県、岐阜県、富山県の3県の境の山であり、黒部川、高瀬川、高原川の源流ともなっている。
高山植物が咲き乱れる山として知られ、この豊富な残雪の融けるのを待つようにして、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、チングルマなどの花の群落が山を覆う。