東京では、今週後半はかなりの冷え込みが
予想されています。もしも雪にでもなれば、
「雪中四友」(サザンカ、ウメ、ロウバイ、
スイセン)を実感することになるでしょう
が、雪国の人たちの暮らしを思えば、何となく
申し訳ない気持ちもします。
少なくとも凍った路面で滑って転倒したり
することのないよう注意したいと思っています。
久しぶりに都立薬用植物園にでかけてみました。
園内の一角には小さな温室があり、何かしら花
をみることができるはずです。
温室に入って目立つのは、バナナの「木」です。
正確には木ではなく太い茎です。かなりの高さ
です。正確にはバショウ科の「草本性」の植物。
つまり「草」ですが、実に葉っぱの大きいこと。
ところで、青いバナナの房は都の「財産」に
なるそうですが、どう処分するんでしょうか?
バナナの隣にあるのはカカオの木です。こちらは
アオギリ科の果樹。それにしても大きな実です。
この実の中に数十粒の種が入っていて、それが
チョコレートなどの原料のカカオ豆になるんだ
そうです。
さて肝心の花ですが、定番のブーゲンビリア。
花期が長いのか、いつ来ても咲いているような
気がします。
ゲンペイクサギ(ゲンペイカズラ)です。
白く見える部分は萼で、これが開いて
赤い花をつけるようです。詳しくは
わかりませんが、咲き終えると萼は
ピンクになるらしいです。
和名がウラムラサキというようです。
紫の葉がきれいですが、小さな青紫の花
もきれいです。
キバナアマという花です。花は3~4センチ
くらいの黄色の花です。
チリメンナガボソウです。穂状に下から
上に、花をつけていくようです。
帰化植物とのこと。沖縄などではごく身近に
見られ、1年中咲いているらしいです。
ツンべルギアです。低木で、これも開花期が
長いようです。3センチ程度の花です。
ベゴニアの一種のようです。シユウカイドウに
似ていると思いましたら、ベゴニアもシユウ
カイドウも、同じシユウカイドウ科なんですね。
これはホウライアオキというのだそうで、
花が終わって実が赤くなっているようです。
これは変わった植物ですね。
ヒョウタンウツボカズラなんだそうです。
面白い形です。
ヒョウタンのように見えるのは補虫袋なんだ
そうです。いわゆる食虫植物ですね
温暖な環境の中の植物と寒さが厳しい中の
植物。興味はつきません。