ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

心安らぐ一年でありますように ~谷保天満宮のどんど焼き~

2023-01-12 | 公園・庭園・名所

国立市(くにたちし)にある谷保天満宮

(やぼてんまんぐう)のどんど焼きに行って

みました。

谷保天満宮は、学業の神様である菅原道真公

お祀りする神社です。

由緒書きによると903年(延喜3年)の創建に

なる神社で、東日本では最も古い天満宮

されています。

 

どんど焼きは、一般には小正月の1月15日に

行われるのが慣わしですが、谷保天満宮では

毎年、祝日である成人の日(1月の第2月曜日)

行われています。

 

   

点火予定時刻(10時)前には、すでに松飾り、

しめ縄などの正月飾りや納められたお札などが

積み重ねられていました。

竹柱のてっぺんにあるのはダルマのようです。

社殿のほうに顔が向けられていましたので、

残念ながらよく見えません。

 

どんど焼きの儀式は、天満宮の宮司によるお祓い、

玉串拝礼、祝詞などでうやうやしく始まりました。

参加者も一礼しています。

 

いよいよ点火です。

点火役の方が、正月飾りなどに次々と火を

つけていきます。あっという間に炎が大きく

なっていきます。

 

    

    

火は竹柱を駆け上り、横に広がり、正月飾り

などが炎に包まれます。

神様のお力で穢れが払われているのです。

 

   

この炎の煙に乗って、歳神様が天にお帰りに

なるといわれます。

神様、どうぞ私たちをお守りください。

コロナなど様々な不安をとり除いてください。

心安らぐ日々を送ることが出来ますよう力を

お授けください。

 

谷保天満宮は梅の名所でもあります。

まだほとんどが固いつぼみの状態でした。

その中で、数輪の紅白の花が開いていました。

しばらくすれば、たくさんの花が枝一杯に

見られることでしょう。

梅の花に、平和と安らぎへの希望を託したい

思います。

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