初ツーリング

「ツーリング」という響き自体が久々ですが。
ツーリングというほどの距離では有りませんが、今年初で軽く走りに。
旧車が出てこない走りネタというのも久々か・・・？

先日から元同僚の方から「遊びに来るついでにパソコンを教えて！」と連絡があっていたので、やっと時間が取れた今日、その方の仕事先を訪問する事に。奥様共々と言われていたのですが、奥様は調子が悪い事もあって私一人にて、私一人という事は単車にて、と言う事でX11にて軽く慣らしがてらその方の仕事先である某ダムへ。
リハビリがてら軽く走れるルートをと高松からR32→R377で走って行ったのですが、万全の防寒対策＋暖かくなってきた事もありさほど寒さも感じず。気持ちよく走りすぎて危うく御用になる所でした。
子一時間で某ダムに到着。今年の冬は全国的に（特に南の方は）雨が降っていませんが、香川も全然雨が降らず、ダムの水位も保持しなければいけない最低必要水位に１０Ｍほど足りないとか。

その後夕方までパソコン関連の話をしてダムを後に。
帰り道、すぐ近くに豊稔池があるのを思い出し帰りにちょっと寄ってみることに。さすがにまだライダーも少ない時期ですが、この辺りまで走ってきて帰るライダーもちらほらと。
以前からCB450が十分に走れるようになったらここまで走りに来ようと思っていたのですが、まあこの機会なのでついでにと。

豊稔池はため池の多い香川でも有名なため池で、その有名な理由はこの石積みのアーチダムです。

ダムというよりも城の石垣を髣髴とさせる豊稔池のダムですが、「日本最古の石積式マルチプルアーチダム」だそうで、１９３０年（昭和５年）に建築されて以来現在でもこの辺りの地区の農業用水などに使われています。
アーチ式の作りがどことなく洋風を意識させられますが、当時では最新の工法で作られたとか。
ダムの上までは上がらなかったのですが、次回CB450でゆる抜きの時にでももう少しゆっくり見に来ようかと。
夕方になり肌寒くなってきたのでダムを後に早足で帰る事に。

久々に走ったX11ですが、もっと「散歩で大型犬にひきづられる子供」の様になるかと思いましたが、意外な程に体が乗り方を覚えていて妙にしっくりと来て結構乗れています。
ここしばらく古い車両にばかり乗ってきた事もあり、単車が勝手に走ってくれるような感覚は久々です。
何と言うか低速ではよくセルフステアが効き、高速ではどしっとした安定感。
暴力的なトルク感に、一気に減速するブレーキと設計された時代の違いをよく感じます。
時代が近いと言ってもCB1000SFなどとは全く違うこの感覚。

行きは下道で軽くワインディングを楽しみながら走ってきたのですが、帰りは高速で久々な速度域で一気に帰ってきました。いや～やっぱりコレですね。この爆発的な加速はたまらないものがあります。
今年は今回の様にちょろっと「お楽しみ」にX11で走りに行く機会が増えそうです。