地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成24年7月4日(水)  晴れ   萬乗酒造

2012-07-04 18:32:06 | 日本酒


萬乗酒造  探訪記


「長珍」 桑山さんを訪れた翌日 名古屋駅より一路 大高駅へ  

JRでわずか15分ほどです。

約束の時間にはまだ間があるので散歩がてら徒歩で蔵へ向かいました。

土曜日の午後 静かな時間でした。

ゆっくり歩きながら 見つけた「酒蔵」の標識



さすが「九平次」と思いきや あとで久野さんに聞いたら「あれは家じゃないですよ。」との答え

確かに「史跡」ではね。 失礼しました。



でもこの案内から200M位の所に「萬乗酒造」はありました。

  

凛とした佇まいです。

 

創業は1650年頃との事。  360年

歴史を感じます。

茶室もあります。

  





米洗いはこの木のざる  目詰まりがないので使いやすいそうです。




蒸しは巨大な蒸籠    ちょっとびっくり

もちろん木香がつかないように細心の注意で作業を行います。

使う米は「雄町」と「山田錦」に特化しています。

実際 蔵人と兵庫で米作りも始めているそうです。

   





室は広く熱源は温床線です。  大吟、吟醸関係なく大体 30度位に設定しているそうです。

将来は「生酛造り」も是非チャレンジしてくださいと話しました。




仕込みは密閉タンクで行います。   生酛なら開放がいいかな?




搾り機は冷蔵庫に入れられています。



ここまで来ると「醸し人九平次」」飲みたいとと思った方・・・

この時期 本来であれば潤沢に商品があるはずですが、残念ながら今年はすでに完売状態

どうしますか?





この日話し合いは3時間越え  お酒なしで腹割った話をしました。

はりきり企画部としても消費者の皆さまを裏切らないように交渉を続けます。

8月には九平治さんの希望で飲食店様向けの勉強会をやる予定です。

その際は奮ってご参加ください。





左は発注担当の「SOGA」君