天狗舞(石川) 日本酒革命 五凛に懸ける男達 其の壱
天狗舞・専務の自分の首と社運をかけた「五凛プロジェクト」
その実態とは如何なものかを「車多 一成専務」に直撃してみた!
思いをブログに綴ります・・・・ 「五凛」
『五凛のコンセプト&ターゲット』
五凛は、『日本酒が美味しい』とてうことを多くの方に知って頂きたい。
特に若い方に日本酒を飲んで頂く、最初の美味しいお酒、
印象に残るお酒であって欲しいとの想いを込め、五凛を醸させて頂いています。
そして『美味しいお料理との出会い』ということで、
お食事とともに楽しめるお酒を目指しています。
『五凛の味わい』
ぐいぐい飲める、キレが良い、けど、ストレートに旨い。
ともすれば、一緒になりにくい要素を三位一体で感じて頂けるお酒です。
純米・純米生・純米大吟醸・純米大吟醸生の四つですが、
それぞれにこのコンセプトを守った中にも、明確な味わいの違いが出ていますので、
是非、皆様の舌で味わって下さい。
『天狗舞ブランドとの違い』
天狗舞は、山廃系の仕込を中心にした、正に『お酒大好きの方』のお酒です。
五凛は、その天狗舞で培った酒造りの技術を最大限に発揮し、
味わいのコンセプトを新たに築き直して、
新しい味わいと多くのお客様に飲んで頂けるお酒として五凛を新しく造りました。
杜氏は、弊蔵のベテラン杜氏の中三郎と若手杜氏の岡田謙治の二人が
協力して醸しています。
そして、お取り扱い頂いている酒販店さんは、
時代をリードし日本酒を大切にする想いを持った素晴らしい酒販店さんばかりです。
そのような皆さんと次の時代を共に歩んでいきたいと思います。
『これからの五凛と車多 一成』
ちなみに、標題の件ですが、社運というよりも、私のクビがかかっています(笑)
今、世界では水不足が叫ばれています。
そのような現在、白山水系の伏流水を豊富に使わせて頂き、
贅沢な山田錦を仕込米として、五凛は醸されています。
自然に感謝し畏敬し愛情を持って、
五凛と天狗舞を醸していきたいと想っています。
五凛という銘柄を創る時、特に想ったのは、
若い人の日本酒離れの現実と、酒蔵としての継続性です。
ともすれば、外国の方が日本の文化やお酒に敬意を払い、
日本人はただそこにあるものとして見ているような気がします。
けど、この当たり前にあるお酒がこれからも当たり前にあるとは限りません。
私は、日本酒が好きです(好きになりました)。
この日本酒を次代に魅力ある日本の文化を代表する物として
つなげていきたいと考えています。
五凛に関して言えば、あくまで個人的なんですが、、
息子の慶一郎(小四)が自分のお酒を醸すときになるまでに、
胸を張ってバトンタッチできるお酒に育てていきたいと考えています。
そのために、悩んだりすることも多いですが、日々精進していきたいと思います。
※まずは息子さんがしっかり後を本人の意志でついでくれる様お祈り致します。
五凛の時代が来るのか? でもひやおろしで売っちゃ ダメ!ダメ!