地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成19年3月28日(水) 晴れ時々曇  乾坤一

2007-03-28 20:57:33 | 日本酒

「乾坤一」の秘密

造りも終盤戦にて、残す作業も「瓶詰め」、「火入れ」が
怒濤の順番待ちで、グルコース測りながら火入れするところ
官能で火入れするところ 
いずれにしろ微妙なタイミングを要する作業です。
みんなしっかり火入れして、いい熟成酒待ってます。

とその作業の合間に横浜で素敵な会を終えられた方達が、
東京に途中下車。

それぞれの仕事を終えられて新宿某所に集合
おいしい料理とお酒で楽しく語らいました。

その中で語られた「乾坤一」銘柄の秘密
これまでは「乾坤一擲」から取ったと言うのが定説でした。
大沼社長も否定はしていませんでしたが・・・

実はもっと奥深い訳があったのです。

「易経」と言う易の古典があり、易学の中では「陰」と「陽」があり
これが合わさることで「両儀」と呼ばれる一つの「宇宙観」が生まれます。
それを形として現したのが「勾玉」です。

森羅万象な物を「陰」と「陽」に置き換えその中の一つ
よく言う「八卦」の中に「乾」と「坤」があります。

「乾」は「陽・剛・天・皇帝」の意味を持ち
「坤」は「陰・柔・地・皇后」の意味を持ちます。

これが一つに合わさり壮大なる「宇宙観」をも表現した

                「乾坤一」


という有り難い銘柄が誕生したのです。

ですので、

「平井社長」も「たあぼ」も「キンコンカン」なんてもう言っちゃだめです!!

難しい説明でした・・・大沼社長これであってますか?
こんな話をしつつ

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鮑のお吸い物、ふかひれの茶碗蒸しを平らげ

〆で待ち受けていたのは・・・・

ラーメンでした。

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コース料理のラストになんとラーメンが用意されていました。
「はりきり企画部」の好みを見抜いた上での
大将の心づくしです。 素晴らしい
しかも激盛 二玉は入っていました!!
しかし旨い 旨い スープまで完食

またやっちゃった・・・・・
私のお腹はカエルの様です

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くいたん

そして2人は
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suicaを持って丸ノ内線に消えていきました。