天気と寒さに翻弄され…結局、朝のNHKニュースで映った富士山が見たくて三ツ峠にしました!
本当は北アの見える山でハイキングをsanae隊と合流で企んでいたのですが…根性なくてすみません!
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まずは、この日の朝、早朝に細い月が現れるというので…
6時過ぎの朝焼けの中…
輝く金星と細い月。 その間に薄く映っているのは水星!
冬のキーンと冷えた朝、この日は風もなかったので静かに頑張っていました。
この頃、ヨッシー隊長様は山の上で、富士山頂に上がるこの月をとても綺麗に撮影されていました。
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まず、北アの見られるあの山に行こうか準備。
しかし北アの展望はない感じで、尾根は風が当たる山で寒そう。
それでは展望がないので勿体ない…sanaeさんに行先変更を報告。
(根性なくてすみません!あの羊さんとワンちゃんに会えるなら行けば良かった!)
で、本日の行先は7時前のニュースに映った三ツ峠山からの富士山がきれいで、ここに決定!
山には雪が降ったぐらいのつもりで、出かけました。
駐車場は混むだろうと四駆でスタッドレスのセカンドカーにて。これがラッキーでした。
なんか甲府ぐらいまで来たら、甲府の大蔵経寺山あたりでも山が白くなって。
御坂付近は山も街も真っ白。結構降ったんだ…って…
国道20号から御坂道へ。なんと…デイリーの有る交差点を過ぎると、そこから雪道!
えっ?!まじっ?!…脇でチェーン装着の人、停まってしまった人…
でも…このくらいは地元では時々あること…四駆だしゆっくり慎重に頑張りました。
御坂トンネルを抜けたら左折で天下茶屋方面に。
雪は除雪はされていますが、圧雪されています。
途中で誰も来ないので車窓から…
四駆でスタッドレスならOKな感じです。凍っていないのが幸い。
どうにか9時20分ごろに三ツ峠登山口のバス停に到着。最後1台のスペースに無理やり駐車!
四駆でスタッドレスなのでもうちょっと上でも駐車場はあったかもしれないのですが、
15分くらいのことなので…ここは安全に。
朝はここから1日アイゼンにしました。9時35分出発です。
新雪の積もった樹。
風で雪が舞って、不思議な景色。わかるかなあ~?!
9時50分にトイレの登山口。冬季でトイレは使えません。
登山道は、山頂部の山小屋が2軒営業しているので、荷揚げ用にジープが登っており、
しっかりと踏み跡があってアイゼンで登りやすいです。スノーシューは不向きと思います。
前半、中間のベンチまでは展望がありません。花の季節はたくさんのお花でなかなか進みませんが、
今回のここは・・・
キラキラのトンネルが綺麗でした~♪
霧氷ではなく、多分、先週の雨氷です!
長野でもこれでたくさんの木が倒木になる被害がありましたよね。
湿った雪の後に雨が降って、急に凍ったとか…(逆だったかな?)
なんでも、樹氷はこんなに透明ではないのだそうです。
木の上に氷があるんですよね!不思議!
それくらい、雨も降ってすぐに凍ったのかな?
でも暖かくなると、氷のまま落ちてきて…ちょっと危険でした。
きれいな音もさせていましたが。
時々、とってもキラキラきれいなんですが、それが伝わるでしょうかね?氷の世界!
光が当たると、何とも言えない輝きで…これは、感動しました。
今回、この前半ルートではやはりキラキラの雨氷が綺麗でした!
ジープのタイヤのわだちで、はまることなく歩けます。
途中で積もっていた雪が舞って、思いがけなく光が変化したり。
ようやく鉄塔も見えてきて…
今回は、まず富士山見るため、右に。
一つ目の展望台。カチカチ山とか白滝?に降りる尾根にもトレースあり。(右)
本日最初の富士山の大展望! 霧氷もまだ残っていた。きれい!!
富士山って…やはりきれいだすなぁ~
アップ…きれいだ。
富士山~!待ってってねぇ~!
パノラマ写真
霧氷が消えないうちに…頂上に向かいますかね。
すぐの小屋を目指して…
小屋前の気持ちの良い展望台より。この時間、宿泊者はいなかったので…マナーは守らないとですね。
今から目指す三ツ峠山の山頂。さすがにこの季節はクライマーはいませんね。
都留市方面。倉見山と杓子。真ん中が御正体山。奥は今倉山とか道志との境でしょうかね。
吉田方面。倉見山から杓子。奥は山中湖方面ですね。
富士山。手前の尾根と…良い感じです。頑張った甲斐あったぁ~。
たぶん、この日の見納めに近い富士山。きれいです!
先を急ぎます。小屋番のワンちゃん。
目指す山頂。
今度は南アルプスが丸見え~。甲斐駒から聖。手前には黒岳から鬼かな?!
次は四季楽園へ…
早く山頂に行かないと富士山が雲に覆われそうなんですが…
バランスで違う一枚になりますよねぇ。最後のひと登りで、山頂に。11:45着。
そして、山頂です。お決まりの富士山とのアングル。
南アルプスもいけますよ。そこそこの登山者で、賑わっています。
八ヶ岳や金峰山方面。今回は奥のアンテナまでは行きません。
歩いてきた尾根。このアングルが地元では、朝の天気のタイミングで登場することが多いのですよね。
四季楽園の尾根と、奥には御坂の尾根。黒岳から鬼ケ岳。黒の奥には釈迦ですね。
一番奥の尾根は南アルプス。甲斐駒から聖まで。
御坂山塊の奥には王岳かな…白黒だけでなく青空も入って飽きません…
帰りの運転も心配ですから、そろそろ下ります。12:10。
四季楽園の前にはテラスがあります。最高のロケーションですよね。(使用料100円)
時間があれば、ここで山頂やクライマーを眺めながら休みたいですね。
本日最後の登り。帰りも富士山は雲の中だけど、同コースを戻ります。
ここで四季楽園の小屋の方にカモシカさんについて聞いたのですが、
この数日、小屋を空けていたらどこかに行ってしまったとのこと…やはり。
本日は1日、6本歯のアイゼンです。
12時半、名残惜しいのですが、富士山も見えなくなってきましたので下ります。
モミの木の新雪。
中間のベンチあたりに小屋荷揚げ用?の車。
ここから、下りも朝とは違った雨氷(うひょう)の感動を。勝手な思いですが…
キラキラ・・・光があたるとまたきれいなんです。
この上で光っているのも雨氷。
とても寒くて…まだしばらくは見えるんじゃないかな。
一月最後の長野で孤立状態が発生した日。山梨でもこんな現象が発生していました。
不思議な氷。透明で木よりも上にあるんです。
新芽も固く氷の中に閉ざされました。「アナ雪」の世界。
この夏の植物に、影響もあるのかな?大分、木は折れてしまっていました。
自然の猛威ですが、貴重な自然現象、綺麗でした。
13:50、無事に車に戻りました。車もほとんどなくなってます。
追い越されもしないし、追い越しもしない、静かな山歩きでした。
途中、河口湖が見えたけど、富士山は厚い雲の中。
御坂の町までは、国道の日影もちょっと怖かったですが、あとは嘘のような景色でした。
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この季節に三つ峠に入ったのは初めてですが、
新雪の尾根と富士山のアングルがようやく見ることができ感動しました。
そして予想外にも、雨氷のトンネルも綺麗で、貴重な景色が味わえました。
そう、一番怖かったのは、朝の御坂道でした。雪道の運転は慎重に。四駆ってさすがですね。
雪のお山…あとどこに行けるかな?花も恋しいけど、雪も楽しいですね。
数年前の自分からは…想像できませんが。(笑)
実は石割を歩きながら、三ツならどうだったのか、思っていました。これって「隣の芝生は青い」ってヤツですね。
でも、レポを読んでみて、スタッドレスを履いていても二駆のタントでは無理だったろうなと思います。
新雪と富士山、久しぶりで感動でした。
石割は雨氷なかったですか?
あと少しの冬山、楽しみたいですね。
前日の気象条件が、素晴らしい景色を更に引き立てて
くれましたね
感動した様子が充分伝わる写真の数々、これなら4駆をレンタルしても行くべきですね
(2駆では厳しい)
実は、2週間前母の白滝の氷瀑を観て、開運山迄ピストンしました
ここはお気に入りの静かなコースで何時もは3時間強で着きますが
ところがどっこい、母の白滝からトレースがなくラッセルを強いられ
鉄塔からは、膝までの積雪(吹き溜まりは股下まで)5時間強かかりました
下山も強風の為踏み跡が消されてました
「極寒、強風、ラッセルの三重苦」の貴重な経験しました
さすが!
このルート以外歩いていないので、
西桂も滝もカチカチ山も気になってます。
山中湖はリベンジ済みですか?
白い富士山、気になりますね。
北アも。見るだけですが(^^)
うらやましいです。
今回に限らず、いつも素晴らしい富士山を
楽しませてもらってます。
雨氷らしきもの、見たことはあるのですが
キラキラ輝く雨氷、この目で見たいものです。
雨氷は私は初でした。
寒いですが、それなりに楽しみ方ありますよね。
群馬もいろいろ調べているんですよ。
前橋に泊まって、バスで行くとか。
またブログにもお邪魔しますね。