7月24日~28日にわたり、世田谷区の世田谷美術館分館の「清川泰次記念ギャラリー」にて開催されたサンドブラストの作品展示会は好評のうちに閉幕となりました。
私のつたない作品も、晴れてお披露目と相成りました。嬉しいような、恥ずかしいような・・・。
ガラス教室、今年初めてとなる展示会のお題は、”涼”。
どうせなら、誰も手がけたことがなさそうな素材を選ぼうと考えたのですが、夏らしくて涼しげな題材を選ぶのに苦心しました。
夏 → 暑い → 冷たいビール → ホップ!! Yeh (^^)V
ということで、ホップをデザインすることにいたしました。
まずは、図書館や画像データベースで大量のホップの写真を観察し、つくりを理解するところから始まりまして、図案化に進みました。
手でラフスケッチを描いたあと、イラストレーターのソフトを使って最終図案を引いたのですが、ツールに慣れないこともあって、これが意外と時間がかかって大変でした。
上の小作品は、大物の花瓶を作る前に、ホップの「毬花」(まりばな)とよばれる、松ぼっくり様の実のテクスチャーについて、実験と練習のつもりで作ったものです。
・・で、こちらが、本番作品です。 花瓶の内側は、白い斑模様が入っていて、いい感じに空間を演出してくれています。
下準備の段階でのんびりしすぎてしまい、、展示会の直前までの2レッスン分で焦りながらハイピッチで彫り上げて、ギリギリセーフで間に合いました。かなり雑なところがあり、反省する点も多いのですが、サンドブラストを初めて1年目の自分としては、自己満足ではありますが、まあまあうまくいったのではないかと思っています。人様にお見せする機会があるとモチベーションが上がりますね。
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