猛烈な暑さですね。じっとしているだけでも汗が噴出。
言ってもしょうがないんですが、『あーーぢぃーーー』となります。
今年も、梅酒と梅干を仕込みました。
実は”よっしゃー!ことしもやるぞー!”といった気合いはあまり入ってませんでしたが、スーパーで生梅を見かけると、パブロフ犬よろしく無意識に梅に手が伸びてしまうんです。
梅仕事も、慣れるとなんてことのない作業なんですが、うまくできるかどうかは時の運です。
梅酒はほっといても何となく出来るのでいいのですが、問題は、梅干です。
昔は一般家庭でどこでも普通に作っていた漬け物なはずですが、『手塩にかけて』とか『いい塩梅に』といった表現からわかるように、手間がかかって難しいことも確か。毎年出来栄えが違うからこそ、面白いし、うまく出来たときの喜びもひとしおなのです。
どんなにインターネットでノウハウが公開されていても、梅を干すタイミングは、作り主が判断しなければいけません。 ”土用だから鰻を食べましょう”、ではないのです。
今年は、予想を超えた異常気象状況でして、7月も関東は天候が不安定でした。天気予報で、晴れだとしてもにわか雨が頻繁にあるので怖くて干せません。
私の中での梅を干す日の条件は・・・
・最低2日間、"晴れマーク”が出ていること (にわか雨予想もない)
・干している間、家に居られること(突然、雨が降り出したらすぐ取り込めること)
というのがあります。
そして、今週末、東京は土日続けて晴れで最高気温は37度という予想が出され、外出の予定もないため”梅日和”だと判断したのであります!
なんと、うちのアパートの外装リフォームが今日から始まりまして、足場を組むための工事が始まってしまいました。やべぇ・・・足場を組んだら、ペンキが周囲に飛び散らないための防護布をかぶせるんだよね・・・。 今週末をはずしたら、もう干すタイミングないでしょっ!!!
・・・というわけで、晴れたり曇ったりの酷暑の中で、梅を干しました。
今年は、1kgだけです。去年と同じ、”ZIPLOCK糖漬け”です。
そうそう、去年の梅干を今時期に食用開始しましたが、”Ziplock糖漬け”正解だったようです。梅酢を上げる段階で最大の脅威となるカビや菌が出ず、仕上がった梅干は、梅の快い酸味はそのままに、まったく塩辛さや塩のカドを感じさせません。糖分がたっぷり入っているのですが、甘さも感じません。”糖漬け”は、梅の風味と酸味だけがいい感じに引き出されるようです。ジップロック1枚で漬けられるのも魅力です。
・・というわけで、去年漬けた梅干は、美味しくてあっという間になくなりそうです。この美味しさを、先に知っていたら今年5kgくらい漬けてたかもなぁ・・・。
今年のも同じ製法なので期待したいところですが、なにせ1kgしか漬けていないので、美味しかったらきっと、”もっと仕込めばよかったー”となるんでしょうね。
紀州梅でもいろいろ等級があるようで、昨年の4Lに比べてかなりコブリちゃんです。でも、おにぎりにはこのくらいのサイズがちょうど良いのです。
次に梅酒。
いつもは紀州梅を使うのですが、スーパーで、今年は見慣れない群馬産の梅、しかも出荷時期が遅かったのか、毎日そのお店に通っているのに、突然はじめて見た、"見切り品”の梅を使ってみました。
なぜか、かなり色が出ている。リカーがブランデーのような茶褐色になっています。なにこの色、アク?
失敗の予感がしますが、このまま年末の味見タイミングまでほうっておくことにします
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