4月は良いコト、悪いコト、いろいろとイベント?続きですっかりブログご無沙汰してしまいました。
さて、CADで失敗してワックス仕上げでなんとかリカばった、桜のCADリング、の顛末です。
結論からいくと、失敗に終わりました。キャストが上がった後に巣埋めをしようとして火を当て、自分でオシャカにしてしまったのです。
上記の画像では、未仕上げですがフォルムは手前ミソながら、なかなかいい感じ。でも、これは溶けてない側を撮ったムナシイ写真なんです。
なぜ、そんな”大惨事”になってしまったのか・・・。
キャスト直後の写真を撮り忘れたのが悔やまれますが、リングのサイドにかなり目立つ大きくて深い巣がありました。なんとかロウ付けで埋めようとしたのですが、桜の透かし部分はかなり地金が薄く、しかも火の回りが思ったより速く・・・・・。
あっという間でした。 桜、炎上~。
桜、散る・・・・。サ・ヨ・ウ・ナ・ラ~
地金を溶かしてしまうなんて、彫金を始めたての頃以来、ほとんど侵したことがない失敗でした。シルバーって地金全体を十分に熱しないとロウがうまく溶けてくれませんし、しかも狙った穴にうまく流れてくれない・・・。ロウが溶けきって地金がヤバイ一歩手前でバーナーを離す、0.5秒差の判断ミスが運命を分けました。
このリングもですが一緒にキャストに出した作品5つのうち、4つまでもが、巨大な”巣”を入れられてしまいました。いつも出しているキャスト屋さんはとても上手で、ゴマ巣程度はあっても肉眼でもはっきりわかる大穴・深穴をあけるようなことは今まで一度もなかったのです。さては未熟練者の手にかかって、へくられたのかも・・・。
こちらが”失敗”と判断すれば、そのまま返品することも出来たのですが、『なんとかなるかも知れない』と思って、引き取ったのですが、やっぱり、普段、火をあまりつかってない私の腕では、ロウ付けでの巣埋めは無茶でした。(・・・でもシルバーはたとえ、うまく埋められても後でロウ目が出ちゃいますしね・・・)
そもそもは、大巣穴をあけたキャスト屋のせいにしたいところですが、CADでのミスに続いて、不注意による失敗を連続してしでかした自分にムショウに腹が立って、すっかりやる気を失いました。(しかもいったんリカバリに成功していただけに、悔しさ100倍。)
ゆうに1週間くらいはもう工具を見るのもいやで、デスクに向かう気になれませんでした。他のキャスト上がりの3点も、もれなく”大巣穴つき”で、そこらに転がっています。こいつらをどうしようかと思うとユウウツです。
どなたかシルバーの巣埋めをうまくやるコツがありましたら、教えてくださいませ。
さて、CADで失敗してワックス仕上げでなんとかリカばった、桜のCADリング、の顛末です。
結論からいくと、失敗に終わりました。キャストが上がった後に巣埋めをしようとして火を当て、自分でオシャカにしてしまったのです。
上記の画像では、未仕上げですがフォルムは手前ミソながら、なかなかいい感じ。でも、これは溶けてない側を撮ったムナシイ写真なんです。
なぜ、そんな”大惨事”になってしまったのか・・・。
キャスト直後の写真を撮り忘れたのが悔やまれますが、リングのサイドにかなり目立つ大きくて深い巣がありました。なんとかロウ付けで埋めようとしたのですが、桜の透かし部分はかなり地金が薄く、しかも火の回りが思ったより速く・・・・・。
あっという間でした。 桜、炎上~。
桜、散る・・・・。サ・ヨ・ウ・ナ・ラ~
地金を溶かしてしまうなんて、彫金を始めたての頃以来、ほとんど侵したことがない失敗でした。シルバーって地金全体を十分に熱しないとロウがうまく溶けてくれませんし、しかも狙った穴にうまく流れてくれない・・・。ロウが溶けきって地金がヤバイ一歩手前でバーナーを離す、0.5秒差の判断ミスが運命を分けました。
このリングもですが一緒にキャストに出した作品5つのうち、4つまでもが、巨大な”巣”を入れられてしまいました。いつも出しているキャスト屋さんはとても上手で、ゴマ巣程度はあっても肉眼でもはっきりわかる大穴・深穴をあけるようなことは今まで一度もなかったのです。さては未熟練者の手にかかって、へくられたのかも・・・。
こちらが”失敗”と判断すれば、そのまま返品することも出来たのですが、『なんとかなるかも知れない』と思って、引き取ったのですが、やっぱり、普段、火をあまりつかってない私の腕では、ロウ付けでの巣埋めは無茶でした。(・・・でもシルバーはたとえ、うまく埋められても後でロウ目が出ちゃいますしね・・・)
そもそもは、大巣穴をあけたキャスト屋のせいにしたいところですが、CADでのミスに続いて、不注意による失敗を連続してしでかした自分にムショウに腹が立って、すっかりやる気を失いました。(しかもいったんリカバリに成功していただけに、悔しさ100倍。)
ゆうに1週間くらいはもう工具を見るのもいやで、デスクに向かう気になれませんでした。他のキャスト上がりの3点も、もれなく”大巣穴つき”で、そこらに転がっています。こいつらをどうしようかと思うとユウウツです。
どなたかシルバーの巣埋めをうまくやるコツがありましたら、教えてくださいませ。
で、通常だと回転ヘラ(※バニッシャー系)とか巣叩きと呼ばれる超硬とかの先端ツールで、潰して埋めた後を普通のヘラで仕上げて研磨とかが多いけど、それじゃー処理出来ない場合は、ロウで埋めても仕上げれば、泡だったロー材が、胡麻巣みたく成る場合も有るので、まあそれを巣叩きでと言うのもアリだけど、、、逆に銀線とかを穴に突っ込んでロウ付けするのも一つの手で、でもまあどうしてもロウ目は、出ますが、、、それも上からバニッシュとか。。。
後、ロウ着で、溶けちゃった原因として、ロウ材が溶けないから、加熱を続けてみたいな話だと思えるけど、恐らくフラックス不足が、原因でして、普通、3分とかのロウ材だと銀が、赤く成る前に溶けますので、そんな時は、一度火を止めて、フラックスを多めに塗りなおして、再度加熱ですね。。
で、ジュエリーへのモチベを下げるものって、エントリー書いて、自分のモチベが下がったのか?とか要らぬ勘繰りしてしまいました。。。僕。。
(^^♪
折れたドリルをリューターにセットして、ダイヤモンド・ヤスリに回転させながら押し付けて、先端を鉛筆の先みたく研磨する。。※ダイヤモンド・ヤスリは、品質悪いけど、100均でも有る。
先端の形状は、狭い所様だとシャープに表面様は鈍く尖らせる。で、このままだとヘラ的な効果しか期待出来ないので、尖らせた先端の一部を平らにダイヤモンド・ヤスリで削る訳で、要するにカムみたいな形状にして、回転中に当たる部分とそうで無い部分を作為的に着ける。
削った先端をペーパーとか?青粉を塗った皮とかで仕上げて、出来上がり。。。超硬と違って、手入れしないと錆びるし、巣叩きほど強く叩けないけど、折れたドリルなんて、いくらでも有る訳で(笑)、自分で先端の形状を色々と工夫して、揃えておけば、手間だけで、作れるので、一度お試しあれ~♪
(^^♪
”折れドリル刃で自作回転ベラ”、ぜひやって見たいのですが、”要するにカムみたいな形状”というのがどういった形かわかりません。もしお手間でなければ、neo mkoさんのブログにお時間のあるときに画像を掲載していただけると大変助かります。(ずうずうしいお願いですみません)
あ、彫金とか教えるのは、僕にとって呼吸するのと同じ感覚なので、ご遠慮なく~♪
WAXで失敗しても、キャストで失敗してもショックは大きいですよね・・・。
ROSE POSYさんはWAX切削で造型されているんですね。
どちらのビューローで出力されているのですか?
私の知っている所はWAX積層か光造型だけなので、一度WAX切削試してみたいです。
桜リングのWAXあがり、とっても綺麗だったので・・・。
neo mkoさんの「自作回転べラ」私も楽しみに待ってます。
tizさん、はじめまして!tizさんのブログもRSS登録させていただきました。勉強させてください!私は、今通っている学校に切削造形機があるので先生に切削をお願いしています。(生徒価格で)ただし切削造形は、切削できる形状に限界があります。(たとえば、リングの裏側とかは切削できない。つまり、裏面の文字入れはできないし、裏抜きも自分でシコシコやる必要あり。)今はまだまだ学習段階だし、WAX切削で十分かと考えています。
光造形は一度だけ、鋳造教室で、安井インターテックさんにやってもらっただけです。そこは機械を作る会社で、ビューローではないのですが・・・。
http://blog.goo.ne.jp/rose_posy/e/fae52c530a5b6c2f5440f679f1aa197b
今後、光造形を外にお願いするときは、やはり学校経由で紹介してもらうことになると思います。